「サワディシンチャオ(旧:東南アジア10か国料理店)」公式ブログ

2021年1月まで存在していた飲食店。店は閉店しましたが事業は引き続き継続します。

タグ:大阪府

今回の八尾訪問の主目的であった気流粉砕の米粉の機械工場見学
が終わってから、せっかく八尾の地に来たということであるところに立ち寄る
ことにしました。

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それは、ベトナム人の居住区。
ベトナム戦争後の「ボートピープル」とか言われた移民の人たちが
日本で住んでいる地域のひとつがこの八尾ということもあり、
ここは、ベトナム食材を仕入れるのに格好の場所でした。

今まで何度も通っているこの場所ですから、もうすぐ近くに来ている
ということでそちらに向かいました。

かつては、「ドンナイセンター」という大きな食材屋さんがあって
山本レさんという人や山本つよしさんという人がイベントなどに
配達しててもらっていた時期が店ができて数年ほどありました。

その店はなくなってしまいましたが、数年前に山本レさんについては
カラオケのお店を経営していたのを発見しました。
さて今はどこにいるのでしょうか?

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高美町といわれるエリアに広がっているベトナム人街
見た目ごく普通の住宅地に突然ベトナムの香りを発している
ところがありました。

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こちらのお店。[PHO333」さんとは数年前からのお付き合いのあるお店です
しかし鍵がかかっていて中に入れません。
仕方なく、近くにあるもう一軒のお店に。

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こちらです。こちらはあいていましたので
少々ベトナム食材を購入しました。

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帰り際に店の主とちょっとお話をさせていただきました。

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看板がおいてありました。こちらのお店「カフェVINA」さんとは
10年以上とドンナイセンターがなくなってからのお付き合いですから
結構長いですね。昔は飲食もやっていたと思いますが
今は食材店専門のようです。


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仕入れを無事に終えて歩くとビニールハウスがありました。
郊外の町でこういうのを見るとほっとします。

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小腹がすいたので、せっかくだからとフォー屋さんを
探してみたのですが見つかりません。以前なら簡単に見つけたものですが
食材店はあっても食べさせてくれる店が見当たらないのです。

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仕方なく、チェーン店に入ってビールをいただきました。
実はこのお店「さん天」は、「さと」というファミリーレストランの
系列の新業態店です。
まあ、シェフはこの店をやる前は飲食業界のライターやチェーン店の
顧問とかそういう仕事をしていましたから無意識に気になるのです。
昨年の秋に、ムクラシェフにグリーンカレーを習った時に
バンコク郊外の工業団地であるシラチャでさとの店の運営を任されている
日本人の方に会いに行ったこともありましたので、そのつながりというのも
あるのです。

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味噌汁の無料件をいただきました。しかしこのエリアに住んでいないので
おそらく活用することもないでしょう。
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天丼のお店ということで天丼がきました。390円と気軽な値段です。
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こちらは野菜の天丼です。(上の天丼と価格が同じ)

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ということで軽く食事を済ませましたが、
その後も結局それらしき店が見つかりませんでした。
ひょっとしたらあるのに私たちの探し方が下手なだけかも
しれませんが、以前ならすぐに見つかるものがないということは
たとえあったとしても以前より減少しているという事
にも感じます。

先ほどのチェーン店。お子様セットというのが250円であったので
地元の子供たちのグループが横の席で食べていました。
その中にはベトナムから来たファミリーの末裔がいてもおかしくありません
2世3世となればもう同化しているところがあり、
見た目日本人と区別がつきません。
(いわゆる在日コリアの人たちと同じですね)

場合によってはそういう子供たちや若者にとっては
古いお年寄りの食べ物とフォーが写れば自然に淘汰されたとも考えられるのです。

こちらでフォーを何度も食べましたが、
ベトナム本国で何度も食べているためか、
味としてそれほど感動的とは思えませんでした。

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以下は完全な私見なので、参考程度の話ですが
ベトナム戦争が終わった直後は、政治体制が変わるので
逃げるようにわたってきたベトナム人たちも
今のベトナムはドイモイ政策とかがあって、経済も向上し
アメリカとも友好関係を気づいていますから、
祖国に戻った人も多いのかもしれません。
逆に残った人は、子供や孫の世代になると特に日本に馴染もうとしてい
用にも思います。
まあ、すべて想像の話ですから実際のところはなんともいえませんが・・・。


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最近来ない間に新しい店ができていましたが
こちらは、熱帯魚屋さん。
熱帯魚以外にも金魚とかの魚とか
海藻類。珊瑚なども販売していました。

私たちがかかわっている東南アジアも熱帯魚のいるエリア
いつか店に東南アジア由来の熱帯魚を飼育しても面白いと思いつつ
実現はいつの事になるのやら・・・・。

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このエリアから東の方向(山側)を目指します。
その先にあるのが近鉄の高安駅です。

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こういう小さな水路を何本も見ました。



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田園風景です。見ているだけで癒される気持ちです。
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田植えを終えたばかりと思われる稲
ここから成長して、数ヵ月後には稲穂が垂れて
収穫されるのですね。

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交番がありました。高安駅はすぐ近くです。
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すでに19時前。ここから近鉄電車で帰ります。


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特急列車の回送者が横を過ぎて行きます。
この駅は車庫があって、ほかにも車庫に入る車両などが通過していきました。
私たちが乗ったのは各駅停車で大阪市内に。

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すぐに帰らずにここに立ち寄りました。
大阪のコリアタウン「鶴橋」です。

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一部開いているお店もあります。

で、コリアタウンに行くのが目的ではないのです。

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気になる羊のお店がありました。


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目的はこちらの「延羽の湯」で疲れた汗を流して帰ったのです。
スーパー銭湯の中でもレベルの高いこちらは
風呂好きとして定期的に通ってしまいます。

(前編の続き)

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小麦粉に対抗するために「気流粉砕」という方法で米粉を生成する
機械を作っている大阪・八尾の西村製作所さんにお邪魔して
最初に話を受けた後、いよいよ機械の見学のために下の工場に降りていきます。


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今までは、主に日本の米「ジャポニカ米」を従来の方法とは違う
細胞を破壊しない形で、きめ細かな粉を生成するために作られていた
機械も、東南アジアに市場を伸ばしていくという事でインディカ米の
米粉を生成するときに立ち合わせていただきました。


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こちらがインディカ米。湿らせていた状態でした。
なじみのタイ米ですね。

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こちらが、気流粉砕の米粉生成の機械です。
プラントのようなものがついていますが
蒸気を起こして熱を出して生成した米粉を乾燥させる
そうです。(長持ちさせるため)

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しかし大きな機械です。

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機械というより「装置」というイメージです。

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袋が取り付けられました。ここに生成された
米粉が入っていきます。(つまりOUTPUT)

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こちらは米を入れるほうINPUTのほうですね。

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米がスタンバイしています。最初に量を計測してから機械に入っていきます。

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米が機械に入っていきます。
工場の床などの関係でやや緑色に移ってしまいましたが
実際は白い米です。

せっかくなので少しだけ動画に


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生成された米粉が袋の中に入っていきます。

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こちらで熱を加えて乾燥させるためのプラント
蒸気が出ていました。

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こちらが完成した米粉です。

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手にとって見ました。本当にきめ細かいパウダーになっています。
これを電子顕微鏡で見ると肉眼ではわからない、上新粉などで
起こりうる内部の細胞の破壊がされないということです。

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見学者の皆さんも、説明と実際の稼動を真剣に見つめます。

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これは、機械に入れる前の米をあるていど乾かしているそうです。
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この機械1000万円くらいするそうです。

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一部のJAで利用されているそうです。

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そのために、小型化した機械を開発したそうです。

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小型化していますが同じようなことができるようです。

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このあたりだと「装置」というより完全に「機械」
工場で精密機械の組立作業をしたことがありますから
そのときのことを思い出します。

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そして、こちらはさらに小型化したもので300万くらいといっておられました
まだ完成していないそうですが、このくらいになると金額的に手軽に
なるということで関心がわいているような話をされていました。

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こちらは、伝統的な上新粉を作る機械です。
元来日本の米粉はご飯としての価値がないような砕けた米を再利用するために
粉にして、「せんべい」や「おかき」とか和菓子の米菓子とかそういうものに
使われていたので、小麦粉のパンの世界とは違うのであまり細かい粉砕
などは気にならなかったのでしょうからこれで問題なかったのです。

従来の米の利用以外に幅を広がせるため、グリテンフリーの問題などもあって
米粉をパンなどに活用しようという動き。それが出たので粉を作る機械も
変えていかなければならないという事なのでしょう。
可能性というかこういう「チャンス」はどこにでもありますね、

御影石でできているものを機械で叩くそうです。
物を入れないと石が破壊されるので常に物(破壊すべき米)を
入れて稼動させる必要があるそうです。

シェフがふとカレーなどのペースト作りに使えそうと思ったのです。
グリーンカレーなどのカレーやあるいはインドネシアでもペーストを
使って料理を作りますが、まあタイの場合は石臼のようなもので破壊することが
あり、それは当店でもやっていますが、まあ正直力が入りますし手が疲れたり
破壊された唐辛子が飛んできて目に直撃するなどして、なにかと大変ですから
こういうのがあれば、重宝できそうだと見えたのです。

ただ、現状では乾燥したものでないとうまくいかないそうで
生の物を破壊するペーストでは対応できないそうです。
ただ、将来的に改良されればひょっとしてとか思ったりもして・・・。

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米が好きなのでしょうか?鳥たちが工場に降り立って落ちた米を
つついていました。

この後、再び事務所に上がって少し歓談しました。
機械のリースの話なども今後は検討しなければという話をしていましたが、
今回は米粉利用で東南アジア料理を披露するイベントの過程で
実現した見学会です。
シェフは機械を見ながら、「インドネシアの米粉で作るクレープ」を
連想しました。あまり油を使わずにまた簡単にできる、スィーツということも
ありますから、東南アジア料理の経験が浅い人でも受け入れられると
思ったのです、ところがこれについて否定的な意見が出されたのです。

「おめぇさん、悪いがそれじゃ話しにならねぇな。
そんな従来の米粉利用ではだめなんだよ。
それじゃこの機械を使う意味もねぇし、そもそも誰もそんなものを求めていない。
我々は、グリテンフリーの問題も含めて従来小麦粉でしか実現
しえなかったものを如何に米粉に落とし込んで実現することを模索している。
だから、パンのようなふっくらしたようなものを作らなけりゃだめなんだよ!」

手厳しい駄目出しを受けたものの、安易なことを考えたことに
ちょっとした嫌悪感を覚えました。
「わかりました。では1ヶ月かけてやってみます」
いってその場を後にしました。


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最後に記念撮影を行いました。
帰りに、先ほど生成した米粉の一部をサンプルにいただきました。
そのうちの半分は、今度のセミナーのための料理に使うもの
つまり、この時点で幕は切って落とされたのです。

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次の目的地に向かって歩く途中に水田がありました。
大阪の中心部という「コンクリートジャングル」ではまず見ることのない
水田地帯は郊外のこの八尾の地では健在でした。

米が水田から顔を出しています。これが稲穂となり米が作られた米が
米粉になるのかご飯になるのかはわかりませんが、ぼんやり眺めながら
頭の中をよぎったことは、米粉の新しい可能性そして、
課題としての壁にぶつかりはしましたが
これを乗り越えなければなりません。

JRや西村製作所さんなどプラスのサイクルが満ち溢れていた
今回の見学会を通じて、今まで例えば親切な気持ちが災いして、
マイナスのサイクル陥りかけた事実を
ふくめてそういうことが何度もありますからこれをバネにして、
納得のいく米粉料理を提供してセミナーを成功させていきたい。

その結果、私たちも常にプラスのサイクルに身を
とどめたいそのように感じ出した次第でありました。

「サワディの諸君さんよ、あっしは、
おめえさんたちがブログなんぞに書くようなしゃべりかたした覚えはねえけどな~。
まあよい、そんなことより、今度おめぇさんらが米粉を作ったアジア料理って
のをうちで紹介してみないか?」

と言葉使いの云々はともかく、当店のシェフに講義をしてほしいという
依頼を受けました。期日は7月11日月曜日と後一月足らずですが、
せっかくですので、依頼を受けることにしました。

そのきっかけはこちらの記事を参照ください。

そのやり取りのさなか、いわゆる「グルテンフリー」とされる
米の有効活用のために、米粉を最大限に利用する動きがあり、
その過程で、日本の主食たる米の粉である米粉が
事実上小麦粉に圧倒されている要因の改善につながるという方法で
米粉を作る(気流粉砕という)機械を作っている会社が
実はは大阪の八尾にあるということを知りました。

では、その工場にいってその機械を一度拝見したいと要望を出したところ
了承を得て、スケジュールを調整した結果。
この日6月13日の午後となりました。
ということで私たちは定休日の午後八尾の地に向かうことになりました。

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JRなんば駅です。今回はJR八尾駅で集合して機械を作っている
「西村製作所」さんにお邪魔することになりました。
私たちの店の場所から、最も近いJRの駅がこのJRなんばです。

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かつて国鉄時代には「湊町」といわれていたこのJR難波駅も
地下のターミナル駅となり、近いこともあり私たちもよく活用します。
ここから王子駅の各駅停車に乗って八尾駅を目指します。

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慢性赤字だった国営時代から民営化されて、ずいぶんたちますが
JRの勢いは驚くほどにすごく、駅もどんどん近代化していきます。
この八尾駅もその例の一つで、この地にはベトナム戦争で脱出した
旧南ベトナムの残存勢力ともいえるような人たちが移民として住んでいる場所。
そのため、ベトナム食材が手に入る場所として当店開業以前から
定期的に通った場所です。
前回くらいまでは平屋の伝統的な駅だったのに
見違えるようになっていて驚くばかりです。

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民営化されたJRがここまで駅にお金がかけられるということでしょうか?
バリアフリーなどを充実させることにより利用者も増え、さらに売上げ利益が
あがっていくまさしく「正のスパイラル」ですね。

とはいえ、駅前の雰囲気はそれほど変わっていませんでした。


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駅からすぐのところにある小さな川を渡ります。

実は、この近くには日本酒にこだわっている酒屋さんも
あって、一時期何度か通ったこともあります。
久しくご無沙汰ですが、今回は駅で集合した私たち以外に
吉本 匡伽さんという女性と、
企画した空庭さん(事情により集合時間に間に合わないということで
先に3人で工場に向かいました)が、いらっしゃいますので、
そこには立ち寄りませんでした。

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途中の小さな水路を過ぎると「西村製作所」の工場はすぐ近くです。
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見えてきました。この場所は八尾という場所で主に小さな空港で
有名ですが、北隣が東大阪市という中小企業の集積地で有名なところ
で、世界に通用するような部品を作っているところも多い場所
所在している場所の自治体は違うものの、雰囲気はそういう中小企業
の会社と同じようなものを感じました。

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失礼ながらもっと小さい工場のイメージを勝手に持っていたのですが
実際にいけば立派な工場がありました。

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会社の看板です。


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大掛かりな設備がありました。

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従業員の人に確認してもらい、「社長に会いたい人が来ています」
受付に連絡をとってもらい、3Fにあがります。


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その入り口にこういう記事がありました。
タイの大学と組んで新しいことに挑戦した内容です。

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そして、タイに現地法人を立ち上げたとあります。
精度の高い米粉製造機械「気流粉砕機」を
日本以上の米の国である東南アジア諸国に売り出すために
積極的に活動されておられるのです。


そういうことを聞いたものですからぜひこの機会に
西村社長にお会いしたいと私たちは思ったわけでありますが・・・。


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具体的な製粉方法を図示したイラストもありました。
80年以上も米粉の機械一筋の会社とのことだそうです。


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タイやベトナムなど東南アジアに実際に行けばわかりますが、
いろんな会社が現地法人を持ち、そして「日本人町」ともいえるような
エリアが現地にあります。
旅行者よりもそういう人たち向けのフリーペーパーも
入手できるので、そういう情報はいろいろ入ってきます。

とはいえ、最近は郊外の「工業団地」ができてきて
様相は少し変わってはいます。(タイのシラチャとか有名ですね)
そういうところの駐在員の人たちとは現役の人たちとの接点もあるには
ありますが、むしろ駐在員経験者の人が日本に戻ってきて
懐かしさのあまり私たちの店にこられることも
多いので、こういうものを見るとそれらの事をいろいろと頭の中を
よぎるものです。


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とりあえず指示通り3Fに上がると事務所になっていて
受付の女性に案内されて会議室に入ります。

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会議室にもこういうものが貼ってありました。
こういう工場の勤務を経験したことがあるものにとっては
こういう雰囲気は似ていてそのことを思い出します。
それ以上に、社長にお会いする前からこの会社には勢いのようなものを
不思議と感じました。
ここにも「正のスパイラル」を感じました。

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しばらくすると、社長が入ってこられました。
名刺交換の後、何ゆえこの会社を訪問し機械を拝見したい
理由をシェフが話しました。

その後、具体的な話が社長からあり、少しやり取りをしました。
資料も多くいただきましたが、どうやら2つのテーマがあるように思いました。
1つは、掲示されているもののように東南アジアへの市場開拓。
資料の中には、将来のためミャンマーに機械を贈呈して大統領と
記念撮影している記事もありました。
翌日からタイに渡って展示会に出展するという話を
事前に聞いていましたが、ちょうどこの日インディカ米を使って米粉を
作る日でもあったそうです。


もうひとつは、どちらかといえばメインテーマですが、
従来の上新粉を作るような方法での米粉とは違う方法で
内部の細胞を破壊しないことでより米粉の力を発揮させる
ことについて、対グリテンフリーの人たち向けの料理を如何に作るか?

しいて言えば小麦粉が誇るパンで見られるようなふくらみの
あるものを米粉でどこまで実現できるか??
そのほかにも小麦由来の素材・料理を米粉でどこまで再現して作れるか???

そういうものに対する試みをされているという点でした。
(そういうものが米粉で実現が可能であれば当然こめこの需要が
増えてきますので良質の米粉つまり気流粉砕の機械を使って作られる
米粉が必要になるという話です)

遅れて空庭氏も到着したところで、いよいよ工場見学
実際に気流粉砕機が稼動するところを見に行くことになりました。

(後編に続く)

お店の営業は明日から再開します。

これは昨日のことですが、仕事を終えて
見に行ってきました。
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場所は大阪・中の島公園で昨日まで浮かんでいた
ラバーダック。このアヒル最近は毎年展示されているのですが
大抵毎年見に行っています。

単なる巨大なアヒルを浮かべているだけなのに
ついつい見に行ってしまう魅力とはすごい存在です。

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アヒルの存在で忘れがちですが、ライトアップされた橋の
明かりもきれいに映し出されています。


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普通に撮っても芸が無いのでアップして撮ってみましたが
くちばしのあたりがしわに用になっているのが
不思議とリアルに感じてしまいます。


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水面に浮かぶ、橋とアヒルの映像。
水面が静かですから明確に映っています。



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角度を変えると警備員と思われる人がいました。
昼間は人が多くて交通整理も大変だったかもしれませんが
夕暮れ時になると人の数も限られていますからそれほど
出番も無いようでした。

こういったところで働いている人もいると思えば、
明日からまた与えられた仕事を
がんばらなければと思ってしまいました。

大阪・本町と心斎橋の間の小さな路地奥で
今年13年目を迎えました東南アジア料理店。
サワディシンチャオ」をご利用いただき
ありがとうございます
この10月トイレの工事やメニューの改定。
英語のページを含む新規HPの作成など、
小さなリニューアルを少しずつ続けています
その一環として、こちらの店の公式ブログを開催。
店のお知らせや日々のことを記載して行こうと思います。

コメント大歓迎です。
これからどうぞよろしくお願いします!

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