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昨日、ちょっとしたタイの食材が不足していましたので
よく使う食材屋さんに仕入れに行きましたところ
気になる光景に出くわしました。

ちょうどレジの前の人が、「カオマンガイの素」というものを
手にしていました。ふとレジの前にその「カオマンガイの素」と
「ラープの素」というのが置いてありました。

それを見ると、ラープの素はともかくカオマンガイの素は
鶏肉とご飯とその素を入れて炊くと簡単に出来るというもの
後でネットで調べればいろいろ出てきたのですが、
このことも含めて、最近ちょっと気になることが氷解しました。


一つは「カオマンガイ」が以前より売れなくなってきている。
もう一つは「ラープ」の注文がへの違和感でした。

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(カオマンガイ)


カオマンガイについては、私たちの立場から考えると、「辛い」に
代表されるタイ料理の中で最も一般の人が受け入れやすい
タイ料理の一つということです。
カオマンガイには、「辛目」のタレがつきますが、
そのものが辛いわけではないという点です。
ですから受け入れやすく、非常に似た料理として
シンガポールの海南チキンライスとともに、
人気が出ていて、カオマンガイを専門的に扱うお店も増えていた
という事実があります。
当店も一時はこのカオマンガイを強化。
一時的に注文するお客様は増えましたが、最近は低迷気味です。
まあ、ほかにもいろんな物があるということもあるのですが、
「カオマンガイの素」こういったものが出回ったということも
大きな要因の一つでしょう。
そういえば、カオマンガイを売りにしていた店の中には消えた店も
残念ながらありました。


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(ラープ)

次にラープについて、これは驚きました。
「ラープ」の注文をする人が一時期急に増えました。
なぜ驚いたかといえば「ラープ」という料理は私たちの立場から
すれば、「マニアック」な料理のイメージが強いからです。

ラープはタイの東北部(イサーン地方)とかラオスの料理で
真ん中に大河のメコン川というのが流れてはいますが、
どちらかといえばあまり裕福なエリアではないところで、
料理としてこのラープともち米でおなかを満たしているような地域。
(ソムタムとかガイヤーンとかもあるのですが)のイメージがあります。
そしてラープはどちらかといえば非常にに辛い料理です。

イメージで考えるとどうしてもそういう地域に在住とか旅した人。
あるいは、タイ料理のマニアとかでないと知らないと思っていましたから、
あまり詳しくなさそうな人(それは他の料理の注文でわかるのですが)
が注文してくるものですからちょっと面を食らいました。
テレビか何かで大きく紹介されたのかなと・・・。

それが、そういう「ラープの素」としてカオマンガイとセットで
販売されていたのですから、それでうなづけたのです。
これを気軽に購入して食べた人が、店で食べてみようと思われたのでしょう。


そこで感じたのは私たちが情報収集力を強化する必要と個人店としての
方向性だったのです。飲食業というものはついつい日々の料理を作って
一日を過ごしますから、最新の情報に疎くなりがちなところが
あります。
(私たちなどテレビを10年近く見ていないからなおさらです)
今回そのことがある意味わかった事で、こういう「○○の素」の料理
とは、真逆的な料理を出しているからといって、
無視せずにあるていど把握する必要はあるのかなと思いました。


そしてもう一つ。こちらは大事な事ですが、個人店の飲食業として
なすべきことは、やはりよりおいしいものを出すということに尽きること
です。カオマンガイやラープ以前に、「トムヤムクン」「タイカレー」に
ついてはそう言ったものはいろんなメーカーから出ていて、最近では
ごく普通のスーパーでも目にします。

少し前にこちらのグリーンカレーしか食べたことがないという
お客様が当店の自家製ペーストのグリーンカレーを召し上がられて
非常に感動されたということがありました。


ですからそういうものが出ていても怯むことなく、
それら大量生産もしくは万民受けを狙ってマイルドになりがちな
料理と比べて、明らかな「違い」を出す料理を出す。
それが小さな個人店である当店が今後も生き残るために
必修なのだろう。そのように感じたわけであります。

「こんなこと言っちゃ大変失礼かもしれませんが、
これをうちでも扱いたいんですよ」
というのは、店が開業して半年ほどした頃にこられたあるお客様の話。

当時は、ビールを多く扱っていて、開業前にある地ビール会社と企画した
ビールを飲んだ時に発せられた会話。
その方は八ヶ岳でお店をしている文化人の方で、結果的にそのビールを
扱われ、私たちもその年の暮れに、遊びにも行きました。

実はその、当店の路地の目の前にあった「丸善」という
本屋さんのイベントの為にこられていて、当店を知った人だったのです。

私たちが開業した頃、路地の前には「丸善」という本屋さんがあり、
当店の場所を説明するときにこの丸善を目印に伝えていました。

開業後、2・3年程度たったとき、その丸善が閉店。
ビルも取り壊されてしまいました。

その後の店への案内の目印は、丸善からアーケードを挟んだ
向かいにあるマクドナルドに変わりました。

その後、コインパーキングとなり2007年ごろにビルの建築計画があり、
説明会を受けたりしたのですが、その計画が頓挫。
しばらく空き地同然となった後、後ろのビルまでも取り壊され
今までの空き地を加えた広大なコインパーキングが目の前を覆いました。

転機が訪れたのは2・3年ほど前の事。ついにこの広大なコインパーキングが
取り壊され、ビルが建つことになりました。
実際の建築までの間は、驚くほど長く深く掘り下げて
水を吸い上げたりしましたが、建築が始まるとあっという間。
昨年の夏には大きなビルが出来ました。

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そのビルに入居している会社の人たちも、来店されたりしました。
しかし秋頃までは1階の店舗予定地はスケルトン(空家)のままでした。
冬になりついにテナントが入ることとなり、
年末から店内の工事が始まり、ついに本日その店がオープンしました。

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こちらがそれです。
丸善の閉店以来10年ぶりにこの場所に店がオープンした
ことになります。
良く見ていただければわかるのですが、これはドラッグストアです。
近隣には最近急激にドラッグストアーが増えました。
理由は同じように急激に増えた、外国人の存在。
「爆買い」と恐ろしい程の購買力のメインが
ドラックストアーの製品というのがその理由のようです。

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そのため、こういうチラシを配っていました。明らかに外国人がターゲット
です。
しかし果たしてこれだけ大量に増えたドラックストアが、淘汰されないのだろうか?
かつて、マクドナルドとは違う隣のところにチェーンのラーメン屋が
出来たことがありますが、そこは3ヶ月でつぶれました。
それだけ厳しい場所ともいえるのです。

かつての目印「マクドナルド」は既に閉店しました。
10年近くの目印がなくなり入れ替わるように、登場したこの店。
新しい目印となるかどうか・・・・・。

路地の目の前だけに気になるところです。

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今日のお昼に食べた物
実は、肉ではなく豆腐を濃い
味付けにした物です。

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ベジタリアンメニューの開発の
為に学んでいます。

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ここは、ホーチミン一番の
仏教寺院に併設されていた
ベジタリアン専門のレストランです。

昨日の夜は、勉強会。
日本に多くの外国人が観光にこられます。
特にわたしたちの店の近くの北心斎橋商店街には、
中華系とコリア系の観光客が少し前からひしめき合っていましたが、
最近では、LCCの雄ともいえる「エアアジア」の就航もあり、
マレーシア人と思われる人たちの姿も目立つようになりました。
わかりやすいのは特に女性が頭に被り物をしていると
「イスラムの方」と言うのがわかります。

そんななか、ムスリムの方々へのおもてなしを
どうしたらよいのかと言うことでのセミナーを
見つけましたので、申し込んで今回勉強に向かったのです。

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セミナー会場は、梅田グランフロントのナレッジキャピタルというところ。
少し遅れてしまいましたので、既に緊迫した空気が流れていました。

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でも、今回は勉強になりました。ついつい「ハラール」と言うことで
豚肉・アルコール禁止事項とかについて
気になりがちですが、あまりそこまで追求してしまうとキッチンをそれように
作らないといけないとかキリがないと。
そうではなく、その人たちを迎え入れる体制を可能なレベルで
行えばいいんだということ。

私たち自身がイスラム系と思われる人が来店したときにそのあたりの話を
しながらお互いが納得した範囲で料理を提供したりしていたり、
少し大口の受注があってもその問題で受け入れに戸惑ったりとか
いろいろあったのですが、そのあたりが見事に納得できたものです。



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セミナーのあとは交流会。そこで食事をしながら異業種交流の場を
持つことができました。でも、こういう席にもっと個人経営の人がくれば
と思ってしまいます。(本業も大事だけどいろいろ勉強もしていかないと)

店は休みですが、今日は非常に忙しいです。
今からは店(飲食店)にとって今後重要になると考えられる
勉強会に出てきます。これも後ほど報告します。

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