今日、こちらのニュースで今年の漢字「北」が発表され、月初めには「流行語大賞」と言うのが発表されるなど、例年12月になると一年の出来事を締めくくりますがもし当店でそういうものがあると思えば、先日届いた「本」のタイトルかなと思います。


イメージ 1

まさしく、こちらです。この「香害」は昨年くらいから違和感を感じ始めて、
今年の秋くらいまで悩みました。

どうしても当店シェフは美味しい料理を作るために香りの良さを確認します。
つまり鼻が敏感です。
だから普通の人が気付かないようなわずかな違和感ある臭いでも
すぐに解ってしまいます。
これはある意味、「職業病」と言えるのかもしれません。

当初は「香水」をつける人がやたら増えたくらいだと思っていたのですが、
調べていくと、そのほかいろんなところが要因と言う事が、解ってきました。
(この前「サワディシンチャオ」とGoogle検索するとスペースの後ろに「柔軟剤」と言うキーワードがくっ付きました)

そのため、せっかく来店されても、そのままお帰りいただくお客様が多くて
正直なところ、今年売り上げにも影響したのは事実です。

と言う事もあり結果的な「危機感」から改装や店の体制を変えることになり
お陰様でお昼の時間帯を中心に改善の傾向がみられたことは本当に
喜ばしいところです。

「好かれ」と思って導入したことが逆効果と言うのは判明するまで時間が
掛るものですが、(アスベストとかフロンガスとか)
ネットの時代だからか思ったより判明が早いですね。
今年の秋以降、外などでも以前と比べて随分そういう人が減りましたし、
完全ではありませんが、来店する方でもそういう方が本当に減りました。

この問題少なくとも改善の方向に刃向っているので、
来年2018年はこの厳しい状況を抜け出してよい年になってほしいものです。