「サワディシンチャオ(旧:東南アジア10か国料理店)」公式ブログ

2021年1月まで存在していた飲食店。店は閉店しましたが事業は引き続き継続します。

カテゴリ: フィリピン・マニラ2016年の旅

フィリピン旅行記は、前回の大阪・関西空港到着後に
カードラウンジ「比叡」での休憩をもって事実上終了しました。

が、しかし今回は番外編としてそのまま帰らず
この時間帯に帰国したからこそのある場所に行きました。
それは関空の展望台です。

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3Fにある「比叡」で休憩した後、
荷物を入れる大型のコインロッカーに荷物を預けました。

この後、2Fにてテイクアウトのお弁当などを購入し、展望台に向かいます。


展望台といっても、ターミナルビルの屋上でないところが注意したい
ところです。関空第一ターミナルビルの1Fからは各地に向かう
リムジンバスが出ているのですが、その一番端に行けば、同じ関空の人工島
の中にある展望台等に向かう無料のシャトルバスが出ているのです。

こちらのバス乗り場です。正式には関空展望ホールという場所です。

 
時刻表を見ると、20分間隔程度で出ています。
展望台に行くバスとは別に橋を渡って対岸のりんくうタウンの
アウトレットモール(インバウンドの外国人に大人気スポット)
まで行くのもあります。


最近はLCCの台頭により、深夜便もずいぶん増えていますので、
こうして深夜に運行するバスも増えているようです。
(私たちならば、陸地から隔離されているこの島に早朝まで
 待機しているでしょう)
 

バスが出た直後に来たためにしばらく待機します。
展望台だけに、カメラを持った人の姿もありました。

今外国人旅行客のインバウンドが増えていることの
象徴のような案内です。


関空は基本的に私たちが住んでいるエリアの発着空港ですから
通常は、施設は素通りすることが多いので、こうやって時間があるときに
こんなところにということが今回はじめてわかったりしました。
ターミナルビルに生えている植物を見ると旅先の異国に到着したときの
風景にややかぶってしまう気がしました。

などとしているとシャトルバスが到着しました。

シャトルバスの中はこんな感じです。
展望台には10分ほどで到着しました。
 

入り口です。平日の昼間なので人は少なかったですが
日曜日とか連休だとまた違う雰囲気があるのでしょうね。


展望台の下のビルのところには、関西空港にちなんだ話題の
展示物がありました。これは人工の空港島について
波や潮から島を守るテトラポットの説明です。


機内食を食べることができるようになっています。
ビジネスクラスは予約制なのだそうです。


さらに上に上がると、関空のグッズが売られているショップに到着です。

いろんなキャラクターがいました。


さあ、いよいよ展望台に到着です。

いろんな空港施設が見渡せます。

ところで、旅をするための交通手段はいろいろありますが、自家用車
を除いた場合、住んでいるところから最初の交通機関の発着場と
いうところからして、旅をしないものでも旅情気分が味わえるところが
あります。

子供たちが遊べるようになっています。

鉄道なら駅、バスならバスターミナル、船なら港そして、飛行機ならこの空港
ということになりますが、どうも個人的に空港とその他の発着場所とは
ちょっと違うような気がしています。

 
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決して見ることはできませんが、世界中の都市の方向を示しています。

飛行機以外の乗り物の場合、列車にせよバスにせよ旅立つ人を
見送る場合、その乗り物のすぐ近くまで行くことができます。
窓越しに手を振るとかそういうことができます。
船は少し距離がありますが、それでも紙テープなどで
つながりを持ったりすることができますし、明らかにその人が乗っている
船を見送ることができます。

ところが、飛行機だけは違う。ゲートを越えるとすぐに出発するのではなく
ある程度の時間拘束されるというか軟禁状態に置かれるわけです。

 

先ほど購入した弁当です。

ですから、時刻表や航空会社の情報で、どの機体に搭乗したのかは
わかったとしても、実際に中の人を見るのは事実上困難です。
(想像で「あのあたり」とかはわかるかもという程度です)

もうひとつ購入。こちらはスープつきです。

その際、この展望台で見送るということになるのかもしれませんが、
どうしても別れてからの時間が経過しているためか
鉄道やバスの別れのような感動とは違うような気がします。

食事を終えて、飛行機の出発を確認します。

ですが、それが人間がはるかに及ばない高度1万メートル上空を飛ぶ飛行機独自の
スタイルなのでしょう。旅情感は違えど事実上世界旅行では
必要不可欠な飛行機。見送り方法もまた独自路線を歩んでいるのですね。



一台の飛行機が出発しようとしています。
確かこの会社、春に乗った記憶が・・・・・。
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展望台からは飛行機以外にもいろいろと、一般的な陸地と
隔離されている空港島。この島が自然の陸地とつながっている
この橋も偉大に感じます。


こちらは海上保安庁の施設のようで、
プロペラ機がプロペラ音を響かせていました。
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滑走路に飛行機が突っ込んできました;


そして目の前の滑走路を滑らかにすべるように上がっていきました。


どこか遠くに行くのでしょうか?
こういう航空関係者でも撮影のプロでもマニアでもないので
詳細はわかりませんが、そんなことはどうでもよいような気もします。

飛行機は飛び去っていきました。
そろそろ私たちも、完全に旅を終結させるときがやってきたようです。


関空駅から南海電車に乗って帰ります。
この時間多くの外国人の姿がありました。
「この人たちは、おそらく近所のアーケードの商店街を
歩き回るだろう」そう予想しながら、無事に帰路についたのでした。

(完)

フィリピンマニラの旅。
最後の夕食も終わり、いよいよ帰国に向けて動き始めます。

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モールオブアジアは広いので、荷物を預けているサービスセンターまでも
距離があります。


名残惜しいですが、タイムリミットになるともうあとがありません。
SMスーパーで購入した荷物をもらって、ジープニーに乗り
朝のチェックアウト時にホテルで預かってもらっていた旅の荷物を引き取って、
そこに買い物をした荷物を効率よく入れてから、あわただしくバスターミナル
に向かいました。

最終のバスが22時と聞いていましたが、無事にそれに乗り込めそうです。

私たちのフライトは早朝なので、一般的にこれを利用する人たちは、
そのためだけの空港近くの安いホテルに泊まっておき、
夜中に起きてタクシーを呼んでもらって午前5時過ぎに空港到着
と言う流れになるようですが、夜中に起きるのは結構大変で、
かつタクシーに関してはちょっと不安な面もありますから、
今回は、あえて「空港宿泊」と言う手段を使ってみることにしました。 


1人20ペソを払ってバスが出発。このバスターミナルはフィリピンのほかの地方
から来るバスも着ます。次回はルソン島のほかのエリアでも旅をしてみたい
と思いつつマニラの市内に別れを告げます。

バスは空港第三ターミナルのみに向かう便。
と言うことで、第三ターミナルに到着したら降りる必要があります。

こちらです。今回私たちが往復する第一ターミナルと比較して
新しいこのターミナルビルは何かと評判良くちょっとうらやましく感じました。

ここからはターミナル間を巡回しているバスに乗り換えます。

第3ターミナルの前は、新しいホテルもありカジノとかもあるそうです。

こうしていると、第一ターミナル行きのバスが着たので乗り込みます。
 

バスの車内です。こちらも一人20ペソ。
ところが、聞いてはいたもののターミナル間の距離が長く
普通の町中を走ります。そのためアジアの国では良くあることですが、
近所の人が運転手に声をかけて途中下車しますから、
本当に空港第一ターミナルに行くのかやや不安になりました。

でも、問題なく第一ターミナルに到着。

各国の国旗がなびいています。第一ターミナルのつくりが
やはり昭和の雰囲気が漂っています。
この時が午後11時過ぎ。フライトは朝の6時と7時間近く
空港で過ごします。 

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ターミナルの中です。ターミナルに入るにはセキュリティのチェックが
厳しく、パスポートを持たないと中に入れません。
そして荷物チェックもあります。
そのため、空港内で寝泊りするには問題なさそうでした。
 
http://asianfoods.biz/Travelhp/2016Pili/10/12.JPG 
こちらの荷物を壁にして細心の注意を払ってベンチで横になります。
これは、前回の香港で一度やりました。一度経験するともう慣れたもの。
香港の空港では1席ごとに肘掛があり非常に横になりにくかったのですが、
フィリピンの空港はそれがないので楽に横になれました。

ただ、寒いので毛布と言うかそういうものを持たないと
私たちが帰国後に経験した体調不良につながりますから、
もし、そういうのをされるのでしたらご注意ください。

ちなみにトイレはあります。しかし水を売っているところがないので
いったんセキュリティのエリアを出て買う(隣で販売している)
もしくは、空港に来る前に購入しておく必要があります。

24時間空港ですから、確か1時台から3時30分くらいまでは
フライトの間隔があいていましたが、それ以降はこういう形で
ボチボチとあります。台北行き午前4時発だと午前2時に空港にいないといけません
から、私たちのような行動をとる人がほかにも結構いたのがうなづけます。

午前5時が過ぎたところでチェックインをして出国手続き
そして、中に入ります。

中の様子。前回渡航時の帰りに利用した第三ターミナルと比べるとやはり
ショップも小規模なものばかりです。

外は日が出てきているのがわかります。


とはいえ、こういうショップが多いと無駄遣いをする恐れが
高いので、そういう意味では良いのかもしれません。


小さな食堂でちょっとしたものを買いました。


この時間は残念ながら、おかずがなかったのが残念でした。

ちょっとした土産物屋もありましたので、ちょっとしたお土産を買いました。


まもなく出発です。

日は完全に明けたようです。

いよいよ乗り込みます。


日本に到着するのがお昼前なので
この便は結構人気があるようです。

機内です。深夜便ではないのでどこかすがすがしさがあります。


大空を飛びながら無事に日本に戻ってきました。
いつものように日本の再入国(帰国)手続きや荷物のチェックなどを
済ませて向かった先はこちらです。


もう旅の締めくくりの定番となった「カードラウンジ比叡」
金剛とかのように制限されているエリアではないのがうれしいですね。
実は今回もうひとつ重要な問題があって、空港で夜を明かしましたから
スマホのバッテリーがほとんど底を突こうとしていました。
ここで、中にAC電源がありますから、充電ができますし、WIFIも
ラウンジ内に強力なのが飛んでいますから、小一時間ネットのチェックも
できると言う非常に優れものな場所でもあるのです。

「モールオブアジア」の巨大スーパー「SM」で買い付けを済ませてから
購入した商品を「サービスセンター」で預かってもらいます。

この後、2年前にいくことのできなかった。
モールオブアジアの「真の姿」を見に行くことにしました。

それは、まっすぐに海岸方向に歩くと、海に到達するのです。

http://asianfoods.biz/Travelhp/2016Pili/09/01.JPG

すでに暗くなってしまいましたが、道路の先の海岸沿いに、
にぎやかな物がたくさん並んでいます。


湾岸を走る道路も、この陸橋で越えますので
余計なストレスがありません。


海沿いには、どこか懐かしい遊園地の香りが漂います。


これは、日本では見かけたことがないですね。
楽しそうに遊んでいますが。


巨大な風船の中に入って水の上を自由に楽しめるように
なっていて、この風船も縦横無尽に転がります。
呼吸に必要な酸素の問題とかもクリアしているのでしょう。
見ているだけで楽しさが伝わりました。
 

海に出ると真っ暗ですが、先のほうに広がる明かりが気になります。


この海岸沿いには多くのレストランがあります。
大人気のところとそうでないところ。飲食業を営んでいるものとして
この勝ち負けのことは嫌でも気になるところです。

施設の端に来ました。


上を見上げると飛行機が飛んでいきます。
そう、ここは空港から至近距離にあります。


船が停泊していました。


この場所からさらに続く湾岸沿いは非常ににぎやかです。
 

前回もこのマニラの海を見ながら、〆のディナーを考えて
いたのですが、突然のスコールによりすべてがパーになって
しまいました。今回は雨の雰囲気もなくどうにかディナーは楽しめそうです。

とはいえ、下手な店に行って後悔したくないという思いがありました。
このあたりのお店の人気店が少し気になりましたが、食べ放題が売りの店が
多く、そういう店の料理はどうしても荒れ気味と考えられます。
それに、食べ放題の店で、元が取れるほどの胃袋を所持していない
(飲み放題なら勝てるかもしれませんが)ので、やめることにしました。

施設側に戻る途中。またしても上空に。
この飛行機は空港から飛び立った直後のようです。
果たしてどこに向かっているのでしょうか?


施設に戻っていろいろ検討しましたが
結局こちらのお店になりました。

ここは、前回渡航時にも言ったお店。
ボニファシオというマカティ以上の富裕層エリアの場所で入ったお店です。
そのとき非常においしくいただいたので、ここにすることに。
つまりは安全策をとりました。

場所もテラス席のようなところで、先ほど散歩したエリアが見えます。

こういった料理をいただきます。最後のディナーにふさわしいですね。

私たちは旅の最後のディナーには恵まれないことが結構多く、
フィリピン以外にも、たとえばタイ・バンコクのときでも一度
最後の夜に突然のスコールにあってしまったことがあります。
豪雨の中をタクシーでホテルに戻ったのですが、
そこで落雷があり一時停電になって不安になってしまったので、
ホテルのレストランで食べたのです。
しかし、あまりの不味さに、それまでの楽しさが萎むようなことがありました。

ですから、今回はそれがなかっただけでも本当にうれしかったのです。



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こちらは「レチョン」という豚の丸焼きで、フィリピンの代表的な料理の一つ
前回は専門店に行きましたが、他の料理がいまいちだったので
今回は縁がないかと思っていましたが、最後に出会えてよかったです。

 

今回は、初日の夜こそ不覚を取りましたが、翌日の昼の
料理教室のごはんからはすべてうまくいきました。

今回も本当においしくいただくことができました。

そしてこちらの竹に入った炊き込みご飯
これも前回同様おいしかったですね。

こうしてディナーを楽しんでいるうちに、刻一刻とタイムリミットが
迫っていました。
さあいよいよ帰国に向けて帰る時が来たわけです。
今回はディナーに恵まれましたので、悔いを残すことなく帰ることができそうです。


店内に絵が描いてありました。帰り際思わず抑えてしまいました。

フィリピン料理の源流を求めてスペインバスク地方の高級レストランで
おいしいランチをいただいた後、よくよく考えると
もうフィリピンの滞在もあと半日あまり。ここからは買い物がメインとなります。

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レストランからのタクシーの中。あの場所からはもうタクシー以外の
交通手段がわかりませんので利用します。目的はマカティのグリーンベルト
の近く。

聞くところによるとこのタクシーの運転手。運転手になってまだ日が浅くて道が
わからないと正直に告白します。でもスマホを使って位置確認
しながら、どうにか目的地に到着しました。




目的地とはこちら「サンデーオーガニックマーケット」
2年前の渡航時にも行きました。
オーガニックの製品が集まるこのマーケットでどうしても
購入すべきものがあったのです。

その店はこちら。スキンヘッドの親父は足元を見たわけでも
ないのですが、その目的の製品はそこそこの値段
でもこれを買う必要があったので一安心です。

あとは、2年前の思い出を胸にブースを回ります。
2年前は真夏でかつ、日差しがきつい中暑さに耐えながら
でしたが、今回は小雨交じりの曇りですから、そういう暑さに
苦しむことがなかったのがよかったですね。

前回はこちらで昼食をとりましたが、今回は食べてきましたので
スィーツとジュースで軽めに済ませました。

ここから歩いて10分以内にあるグリーンベルトに再び戻ります。

本当は左の「TOKYO」が気になったのですが、
やはり右の方のインパクトには負けます。
基本的にどこにでもいるのですが、ついつい写真に収めてしまうあたり
この方の戦略に見事に嵌ってしまっています。

さて、ここは中庭が名所のようなところ。難波パークスを平面に
したようなところとこの前も書きましたが、本当にそんな気がします。
でも、そういえば難波パークスには池がなかったかもしれませんね。
 
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あと、こちらのほうが熱帯地域ということもあるからか
植物・緑の量はちょいと違いますね。
マカティエリアはビルばかりなのでここはオアシスのようです。

さて、マカティエリアともお別れ。鉄道に乗りホテルのエリアに戻ると
そこから出ているジープニーに乗ること10分ほどで到着したのが、
こちらの「モールオブアジア」というフィリピン湾に面した巨大
ショッピングセンターです。

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実は、ここも2年前に行きました。
しかしそのときは、別の近くの場所にいて突然の豪雨に
身動き取れなくなり、慌てていった場所です。
ですから、こちらの本当の姿を後で知ったものです。

http://asianfoods.biz/Travelhp/2016Pili/08/10.JPG

ということで、今回は時間をかけてじっくり見ることにしたのです。
前回同様こちらのSMで買い付けをする予定です。


巨大ショッピングセンターだけに位置関係がわからなくなりました。
あわててネットで探します。


こういうのを見るとついつい抑えてしまいます。


ステージでイベントをしていました。


日本料理のレストランです。


フィリピンは早くもクリスマスモード。ちょうどこの訪問した日は
クリスマスまであと70日のときだったようです。

日本でこういうイルミネーションを見るときは、もう寒い時期ですが
フィリピンはそんなに寒くなりません。生ぬるい感じの雰囲気でこれ
を見るのも新鮮です。

こうして、私たちはSMにてメインの買い付けを解し強いました。
 

その途中で見つけたのがこちら。米のメーカーのキャラクターのようです。
不思議と気になり抑えてしまいました。
(25kgの袋ですが、もちろんこれは購入していません)

今回の旅の目的のひとつに、実は「スペインの痕跡」というのがありました。
というのはフィリピンの歴史を見ると、スペインの統治が戦国末期の織田信長
の時代(1560年代)から20世紀直前の1898年まで300年続き、それ以前の歴史に
ついては、ほとんど記録がないという状況。(スペイン人が抹消した??)
これは、ベトナムのフランス統治の約100年間で、王朝が残されていて
かつそれ以前の歴史がはっきりわかっているのとか、
独立を保ったタイとは大きく違う点でもあります。

つまり今のフィリピン料理はスペイン料理の流れを組んでいるということ
ではないかと考えたのです。
さらに調べると、スペインとフランスにまたがる「バスク地方」の人が
多くフィリピンにやってきたらしいのです。そのあたりの痕跡が料理を通じて
垣間見れるかというのもあったのです。

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3日目の朝。今回もホテルの朝食をおいしくいただきました。

ホテルから電車に乗って、マカティエリアに、午前中ちょっと
立ち寄るところがありました。

こちらです。2年前にも行きました。

こういうところです。2年前と同じ人がいました。


さて、ここからが本番。タクシーに乗って向かった先はマカティよりさらに
先にある「タギック」というところ。新しい雰囲気の町ですから
ホテルのある庶民的なエリアやマカティのグリーンベルトあたりとも違う
雰囲気が漂っていました。

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こちらのお店です。実はオフィスビルのようなところの上にあります。
普通の飲食店のような看板も表になく、タクシーの運転手が戸惑うような
ところ。まさしく隠れ家ですね。
 

店内です。正しく高級店で、
夜に行けば、ワインなども飲んだりすると一人軽く10,000円は
するような店なのですが、ランチタイムだと一人2,000円程度で
楽しめることがわかったのでいってきました。


そしてこの店が、スペインバスク地方の料理とタパスを出しているのです。


 

とりあえずビールを注文しました。
ランチのコースとバスク料理のアラカルトを注文してシェアすることに
しました。

店の外はテラスになっています。飲食店らしいモニュメントですね。

マニラの町には2回目ですが、前回とは違うところに来ました。
でもまだまだ知らないところが多そうです。


料理が来ました。高級店の料理らしく、
小さなものがチョコチョコ乗っている感じです。

 

一つ一つ味わってみると、それぞれ違う味わい。


見た目は、コロッケのようにしか見えませんが、食べてみるとわかります。

手が込んでいるのがわかります。



この店・ビル自体がアートな雰囲気ですが、料理もそんな感じです。


店内にこんな写真がありました。この人「サルバドール・ダリ」さんは
スペインの人ですから、関連付けているのでしょう。


店内にはいろんなものが飾っています。


「ピンチョス」と呼ばれているものですね。


拡大してみました。パンの上に載っている肉とオレンジ色のソースが
何か主張しているようにも見えます。


こちらが今日のランチ。アラカルトと平行して注文しているので
ちょっとわかりにくいということで参考に。


豆料理です。バスク料理の中に「トロサ地方の豆料理」というのが
ありましたから、恐らくそれでしょう。


ラムの煮込み料理。これもバスク料理の代表的なもの。
どれもおいしかったのですが、もしひとつ選ぶとすれば
これでしょうか?(肉、それも羊肉好きなので)

でも、これを見るとフィリピン料理の代表格である
煮込み料理「アドボ」に似ている気がします。
味付けとか使っている肉はちがうけれど、
バスクの人がフィリピンに来て、現地の食材で作った
のがアドボのはじまりだったのかなと思ったりして・・・・。


お昼とはいえ、至福のひと時です。

こちらはランチのコースのメインです。

勝手な想像ですので、以下適当に流していただきたいのですが、
「白い皿を海に見立てて周りの野菜やソースを波に見立て、
そこに浮かぶムースの島が砂地のようで上に載っているる肉は
岩山?」

こちらはデザート甘いデザートの上にベーコンを焼いたものとは
斬新ですが、見事に味が合うから驚きです。


ということで食事は終わりましたが、最後に店の入り口にある
アート作品を見て回ることにしました。


こんな作品が飾っていました。

上の作品の人のプロフィールのようです。

不思議ですが、気になります。
ビルの1Fに降りると、こんな馬が飾っていました。


見た目は殺風景なオフィスビルにしか見えませんが、
中は不思議なアートの世界。
なんとなくシンガポールを思い出してしまいました。

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