一昨日、シェフを激怒させる日本人が昼間にやってきました。
グリーンカレーを食べたかったようですが、どうも特殊な方のようで
時間がかかることが理解できないところから始まり、
最終的に、まったく本質を理解していないばかりか、
あまりの横柄な態度だったこともあり、
一度出した水を引き上げて、お引取り願うと言う結果となりました。
※水を引き上げたときには
汚れか何かが付着しているのかと思いましたが
そうではなかったのですね。
それ以外にも、似たようなことが最近何度かあり、香水や芳香剤・柔軟剤
による匂いの問題も含めて今までも何度か書いたことがあり重複しますが、
合わない人はお引取り願うことは結構あります。
これは「超個人店」だからできると言うこともありますが、
それ以上に最高の味を出すために妥協できないところがあり、
どうしても職人気質なところが出てしまいます。
但し、ごく普通の人にはそんなことがありません。
対象的に昨日の夕方に来店したのは中国人の留学生のお客さん。
彼らはその前の日の夕方に来たのですが、その日はご予約が複数あって
対応できないと言うことでこの日に予約されたのです
聞けば、私たちがフィリピンに渡航しているときにも来られていたようで
ネットで調べたと言うことですが、お持ち帰りまでしていただきました。
上記の横柄な人とは間逆的なと言う極端な例があったので
今回書くのですが、
私たちの店は伝統的に外国人には優しいところがあります。
ここ1ヶ月ほどすし屋とか電車で外国人観光客をめぐるトラブルのような
ニュースが続いていますが、私たちの場合は開業当初はビールをメインに扱って
いたので、欧米人のお客様も結構折られたこともあり免疫力が
ある程度あるのかもしれません
と言っても外国人でも横柄だったりすると、そうはいきません。
(今のところいませんが)
それ以上にどうしても外国人の場合
優しくしたくなる理由があるのです。
それはおそらく私たちが逆の立場になることが毎年定期的にあるからです。
つまり、先日もそうでしたが海外に料理研修に行きますと
当然、その国の文化に触れるわけですがそれは日本のものとは違います。
直前のフィリピンの例でも同様でたとえば、電車に乗るときの切符の扱い
ひとつをとっても微妙に違ったり、つり銭でも細かいコインの単位になると
事前に調べていたとしても、その場で覚えがないためにわからなくなり、
結果的に大量に小銭が集まる結果となります。
そういうときに、周りの人に助けられることが多いです。
だから余計にそう感じるのでしょう。
食事の種類についてとかいろんな面でわからないことをサポート
してもらうから、私たちもそのお返しをすると言うプラスのスパイラル
が出来上がっているのだと思います。
そういう意味においても海外と言う異国の文化に定期的に触れることが
重要と言う気がしました。
おまけ:
スーパーのつり銭でもらった流通量の少ない小銭
5 SENTIMO(1ペソの20分の1)硬貨。
穴が開いていました。材質が鉄に銅被覆(Copper plated Steel)
らしく、スマホのケースの磁石の部分にくっつきました。