「サワディシンチャオ(旧:東南アジア10か国料理店)」公式ブログ

2021年1月まで存在していた飲食店。店は閉店しましたが事業は引き続き継続します。

カテゴリ: 店内イベント

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さて、本日昨年に引き続きシャンソンライブが開催されます。
フランスのシャンソンと東南アジアとの関係は一見無関係に見えますが
ベトナム・カンボジア(これにラオス)はフランス領インドシナという
植民地だった時代があります。
ですから、ベトナムのホーチミンという町に行けばコロニアル調の
建物があったり、ベトナム料理のバインミーのようにフランスの影響を
受けたと思われる料理が存在します。

それから、カンボジアの場合は、アンコール遺跡があそこまで保存されて
存在感を出したのもフランス統治の時代に発見されて保存のための
活動をしたことも大きかったことは間違いないでしょう。

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そこで、イベント開催のタイミングで、ベトナムとカンボジアがどういう経緯で
フランスに統治されたのかを歴史的に調べてみました。
以下ご興味ありましたらどうぞ。

ベトナムでは1841年に即位した阮朝・紹治帝の時代、頑なな鎖国政策に変更はなく、1847年に来航したフランス軍艦が国書の伝達を請求したが、阮朝はこれを拒否。さらに海上防備を固め、ついにはフランス軍艦の砲撃が開始され、ダナン港で阮朝艦船5隻を撃沈する武力衝突に発展した。
この武力衝突は阮朝の態度を硬化させた。
1847年に即位した嗣徳帝はキリスト教弾圧を強化、1851年から1857年にかけてフランス、スペイン人宣教師を斬首刑に処した。
ナポレオン3世は1857年にシャルル・ド・モンチニー(フランス語版、英語版)を派遣し、事態の善後策を協議するものの交渉は失敗。
外交交渉での解決を断念したフランスは、スペインと連合してベトナムへの武力侵攻を決意した。

1858年8月、シャルル・リゴー・ド・ジェヌイ提督率いる仏西連合軍がダナンに侵攻、9月1日に占拠している。その後、サイゴン川を遡行し嘉定城を攻略、
1859年2月にはサイゴン(現在のホーチミン市第一区、第二区)を占拠、根拠地をダナンから移している。
これに対し阮朝軍も反撃を加えたが、フランス軍は1861年にはミト、ジャディンを、1862年にはビエンホア(辺和)、バリア(把地)に続いて
ビンロン(永隆)を占領している。

当時、トンキン地方で発生した飢饉とそれに続く反乱などもあり、南方のサイゴンより穀倉庫としてのトンキン地方の確保を優先した阮朝は、
フランス軍との講和交渉を行い、潘清簡と林維浹をサイゴンに派遣し、
1862年6月に壬戌条約(第1次サイゴン条約)を締結した。
この条約により阮朝は国内のキリスト教布教の自由を認め、コーシャンシーヌ(南圻)東部三省(辺和、嘉定、定祥(現在のティエンザン省周辺))
及び崑崙島をフランスに割譲するとともに、10年年賦で2千万フランの戦費賠償金を支払うことが定められた。


カンボジアは、ベトナムとタイに侵略されつつあった
(第一次泰越戦争、第二次泰越戦争)が、
1863年8月11日にフランスはタイからの保護を名目に
ノロドム国王に保護国条約を結ばさせ、
1865年4月1日にはカンボジアの保護権をタイに認めさせた。
その後1867年のフランス・タイ条約、
1884年の新条約にてノロドム王は実権を完全に失い、フランスの保護国となった。


さらにベトナムでは1882年にはフランス軍がトンキン地方を占領し、
1883年の癸未条約)・1884年の甲申条約によって
ベトナム(フランス保護領トンキン(フランス語版)、
フランス保護領アンナン(フランス語版))を保護国化すると、
ベトナムの宗主国である清国の介入を招き
清仏戦争(1884年 - 1885年)が勃発した。
フランス軍はトンキン各地で清朝軍と戦う一方、
海軍が中国沿岸部を攻撃したため、
清国は1885年の天津条約によってベトナムに対する宗主権を放棄した。
1886年フエに阮朝宮廷を置いたままアンナン、トンキンはフランスの保護国とされ、フランス外務省の管轄下でそれぞれ理事官が駐在した。
南部のコーチシナはフランスの直轄地であり、
フエの阮朝宮廷が中部のアンナンの行政を支配し、
阮朝から任命されたハノイ総督が
北部のトンキンの行政を支配する形であったが、
いずれも形式に過ぎず、実際にはトンキン・アンナンに配置された
フランス人理事官が実質的にコントロールしていた。



私たちは、東南アジア料理店ということもあり、市民権を得つつある
タイ料理以外の国の料理にも力を入れようと、つい先日2度目のフィリピンに
渡航して学んだたわけで、そのお披露目の料理会を開催しました。

ところで、これには過去の苦い経験もちょっとあったのです。
実は今回を入れてフィリピン料理のイベントは3回目ですが、
最初、時期も忘れてしまいましたが、2014年の1度目の渡航が
終わってしばらくたって開催したフィリピン料理のイベント。

これまでタイ料理やカレーのイベントだとそれなりに人が集まりにぎやか
だったのですが、このときは参加者がわずかのさびしい状態になって
ちょっとショックを受けたものです。「フィリピン料理では駄目なのか」と。

確かに2014年渡航時は、フィリピンという国に対してグルメの視点での
情報が皆無に近く。「アドボ」とかいくつかの料理は知っていても、
それだけで、情報といえばリゾートの話そしてそれ以上に「治安」という
キーワードが優先され、唯一安全なのがセブ島でマニラは893が
行くようなところだから危険というイメージしかありませんでした。
それでも実際にいけば確かに富裕層エリアと庶民エリアはありましたが、
特に通常の海外渡航時への備えをしておれば決して他国と比べて特段危険では
ないことがわかりました。

そのときに現地で購入した、国際アワードを取るような
レストランのレシピ本を元に前回のイベントでは初回ほどではないものの、
新しい人も含めた参加者でのんびり楽しめた内容でした。


そういった敬意を含め一度しっかり学ぼうと今回の渡航では、
苦難の末どうにか見つけたフィリピン料理教室で学び、そ
して現地の料理を確認した直後の記憶覚めやらぬうちに
今回のフィリピン3回目のイベントを開催したのです。

今回は参加者の数も今までとは違いました。それだけに期待も多く、
そして私たちも気合が入りました。

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フィリピンは日本と同じ島国。気がつけば魚を食べる機会が多かったので
シーフードレストランに行く必要もありませんでした。
日本で手に入る魚で料理を再現します。


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現地の料理教室で学んだスープも仕込みも着実に進みます。


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現地で購入した食材(春巻きの皮)も今回利用します。

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フィリピンは約300年間スペインに統治された国
ゆえに、スペイン料理(特にバスク地方の料理)から派生もしくは
そのものを受け継いでいる料理が結構あります。

フィリピン料理を食べる会:3500円(ワンドリンク付)

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前菜:キニラウ


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黒鯛のスープ(シニガン)
※マニラの料理教室で習いました


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これは、バゴーンというフィリピンの味噌のようなものです。

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豚肉と鶏肉のアドボ
※マニラの料理教室で習いました




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これは、「レチョン」という豚肉の丸焼きを再現したものです。
2014年渡航時に専門店で食べました時には、ちょっと感動から
程遠かったのですが、今回の渡航時にはしっかりおいしく
味わうことができたので、再現料理に加えることにしたのです。


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ピナクベット(なす・ゴーや入りの煮込み料理)
※マニラの料理教室で習いました




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空芯菜の炒め物(アドボンカンクン)


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フィリピンの揚げ春巻き(ルンピア)
添えているものは、カラマンシーという果実です


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皮付き豚肉の丸焼(レチョン)
※添えているものは青パパイヤとニンジンです。


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カマスのフィリピン式揚げ(プリトロング・イスダ)

※料理教室ではこれではなくシニガンのほうで見たのですが、
フィリピンの魚は背のほうから開いて捌いていました。面白いですね。


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ムール貝のパエジャ、カラマンシー添え

※パン文化圏の欧米でありながら米を食べるスペイン料理
ひょっとしてこの米ってフィリピンから逆輸入された
のではと一瞬思ったのですが、調べれば残念ながらこれは
9世紀ごろのアラブ人によって伝わったそうです。
(当時スペインははウマイヤ朝というアラブ人国家)

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フィリピンのデザート&フルーツ


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以上です。
今回はおかげさまでフィリピン料理をテーマにしたイベントでは
一番盛り上がりがあったと思います。その中には当店のなじみの方ですが
ご自身のイベントでアジアの料理を出している方がおられます。
ぜひとのこの機会に知名度薄いフィリピン料理を出していただいて
おそらくタイ料理よりも多くの日本人の口に合いそうな
フィリピン料理が広まればと思います。

その事でなくとも、フィリピン料理の知名度アップに当店も
できるだけ貢献したいと思いました。
(といっても決してタイ料理やベトナム料理を
軽視することはありませんのでご安心ください)

ちなみに今回は再現料理というイベントですから、この内容でワンドリンク付
3500円でしたが、これはもちろん特別サービス。
実際なら5000円級のコースになるかと思いますので、
その旨ご理解いただければと思います。



追記:
ちなみに今回の日程からしてハローウィンに近いこともあり
それを意識したものも検討していました。しかしながらフィリピン本国に
渡航して見たものはハローウィンはほとんど存在感がなく、
すでにその背後に控えるクリスマスモード一色でした。

さすがはキリスト教カトリックの国。もともとケルト地方のの悪魔退治から
来たような祭りなど歯牙にも掛けない事がわかりましたことを念のために
付け加えさせていただきたいと思います。

当、サワディシンチャオは、通常の受託型のオーダーを受ける飲食営業とは
別に定期的に提案型の食事会を開催します。

これは、好きなものを作りたいということなのですが、
どうしても定番ものを通常の営業では求められるために
料理に対する向上心への影響が懸念されますから、
こういう機会を設けて新しいもの、そして将来の名物料理への布石
としてこういう食事会を開催しています。

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ということで、貸切として料理を作りました。

今回のテーマは「素食」ベジタリアンメニューといえば
わかりやすいでしょうか?

本来、雑食性の人間ですが、あえてその中でも動物性のものを
排除した料理を作るという。
これは日本もそうですが、ベトナムやタイと言った国々は仏教国ということで
仏教上の姿勢としての「殺生」を禁じる意味で、
伝統的に非動物性の料理(素食)の文化が根付いています。
そしてそういうものを食べる日というのも決まっていたりします。

日本でも精進料理というのがありますが、これらのアジアの国々でも
「素食」と呼ばれる精進料理というのがあります。
それをテーマに作ってみようとなったのです。



こちらは、揚げ春巻きの具材。通常入るべき海老や豚ミンチは入っていません。

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そういう宗教上の理由とは別に、独自の主義主張を元に
欧米圏からベジタリアニズムという概念が入り込んできました。
詳しくはリンク先を参照していただきたいのですが、
その、ベジタリアンにもいろんな種類があり、卵や乳製品の扱い
についていろいろな段階がありますが、もっとも厳しいのがビーガン
と呼ばれる人たち。
完全に植物性だけということで、それを意識した
メニューをこれまでも私たちが提供して好評を得ました。

ただ「肉」を抜くのではなく、肉由来の油とか調味料も避けないといけませんから
結構大変なのです。(東南アジアは魚醤の国ですからね)


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こちらは、木綿豆腐。今回「肉」に変わって大活躍しました。

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ところが、この「ベジタリアニズム」という概念は、宗教上やアレルギーの
それとは違い、哲学的な思想が由来とあり、これを実践する「ベジタリアン」
の方々のイメージとしては、味の問題は二の次で、
とにかく動物性の「肉」を排除するということを最重視している用に見えます。

ですから、肉の「うまさ」を我慢してでも、
その理論・思想を実践する「禁欲的」なイメージが先行してしまい、
実際私たちもそのように理解していました。

私たちは肉も普通に食べる「雑食性」人間なので、
「肉を排除することは理解はできない」しかしながら、
そういう「考え・思想の人たちのことは尊重する」というスタンスで
ベジタリアン料理を提供していました。

今から一年ほど前までは・・・・。

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これは結論から言えば鶏肉の偽装です。
中に豆腐などの植物性のものを骨に見立てたレモングラスに取り付け
周りを湯葉で囲み、バラけないように紐でくくります。
その後、これを蒸すのです。
最終的には骨付きもも肉のようになるのです。

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昨年の9月に、私たちはタイのバンコクとラヨーンにいきました。
ここで、トップシェフ「ビチット・ムクラ氏」からグリーンカレーを学んだり
「タイの鉄人」こと「イアン・キティチャイ氏」の創作料理とか学んだり
していました。それらが終わった滞在最終前日の朝に、宿の近くにある
あるタイ料理レストランに行きました。そこは「ベジタリアン・タイ料理」
のお店でした。
青マンゴーのサラダを作ります。普段は青パパイヤを使った
サラダがあって、そこには海老とか鶏肉が入りますが
今回はそれは入りません。左上の調味料「FISH SAUCE」
とあり、魚醤(ヌクマム)のようですが、もちろん違います。
そのまえに「VEGAN:ビーガン」と書いています。
つまり「偽魚醤」です。個人的に勝手に「ニセマム」と呼んでいるものです。

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タイのベジタリアン料理店人気ということで入りましたが、
当初は期待していませんでした。
「どうせベジタリアン料理だからと、ところが実際に食べてみて
その期待は見事に裏切られ、本当においしいから驚いたのです。
私たちは普通に肉を食べます。そのような人間でも普通においしかったのです。


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精進生春巻きです。いつもの生春巻きとは同じものと違うものを
入れますから面白いですね。海老の代わりに人参はお約束ということで。

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そして、今年の1月にベトナムホーチミンに渡航した際、
ホーチミン最大の仏教寺院である「永厳寺」の境内に
ベジタリアン(精進料理)のお店があるということで、
行ってきました。そしてやはり違和感なく「おいしい」と。

その日から一度そのことを伝えようとしたのがこの日の食事会。
ですから、イメージ払拭のためあえて「ご馳走会」と命名しました。


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普段なら、少人数のことが多いこの食事会イベント。
今回は関心が高かったのか10名集まりました。
最初にシェフから今回の食事会開催についての説明がありました。

素食ご馳走会:10名様 一人3500円(ワンドリンク付き)

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精進生春巻き

実は、ここで後から気づいたのですが、ちょっとミスをしてしまいました。
それはニラを入れてしまったのです。
ニラは植物性なのでベジタリアンとしては問題ないのですが、
仏教系精進料理(定義上では、オリエンタルベジタリアン)では
本来入れてはいけないものです。

五葷(ごくん)と呼ばれるもので「にんにく」「にら」「らっきょう」「ねぎ」
あるいは「たまねぎ」、あるいは「浅葱」を摂らない。とあります。

後でベトナムの寺院のレストランの春巻きを見たらニラはありませんでした。
実は料理でよく使う「にんにく」とか「ねぎ」「たまねぎ」は今回使いませんでした
にんにくは先日仏教系では忌み嫌うようなことがありましたが、そうニラもそうだったのです。
普段の生春巻きで必須アイテムとして使い、
かつ野菜ということで見落としたミス。ちょっと残念でした。
ただ今回の参加者の中に仏教僧の人はいませんでした。
また、特に異議を唱える人がいなかったのが幸いでした。
(次回作るときは注意します)


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かぼちゃと豆腐団子のスープ


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青マンゴーのベトナムサラダ
普段は周りに海老せんべいをおきますが、
今回はそれができませんので、ゴマのライスペーパーを揚げました。


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揚げ豆腐 東南アジアライム添え

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ハーブたっぷり揚げ春巻き

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なすとソイミートのトマトソース炒め

「ソイミート」とは、こういうベジタリアン料理に使う肉の代用品
というべき素材です。今回はベトナムの専門店で販売していたものを
使ったのですが、これが大好評でした。

日本でもあるそうなのですが、そのソイミートは臭くてまずいと
いうのです。

ある情報では東南アジアのベジタリアンに対する考えは
日本よりはるかに進んでいるとも聞きました。
こういうところも関わっていそうです。

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ソイミートのガパオ炒め


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さて、先ほど仕込んでいた鶏肉もどきは、ベトナムのカレーとして
煮込んでいました、見た目「肉」のように見えたから驚きです。


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こちらは白きくらげです。デザート用です。

ベトナムチキン風カレー

チキンではなくチキン風ですが、チキンの代わりは無事に務めてくれました。
そして、炊き立てのタイ米(ジャスミンライス)も用意しました。


そして、やはりあの料理にも顔を出してもらいました。
そう当店名物自家製ペーストのグリーンカレーです。

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こちらにも、ソイミートを鶏肉代わりに入れました。
実はベースであるグリーンカレーペーストには「ガピ」と
いう海老ペーストを入れるのが定番ですが、それをいれると
こういうベジタリアンメニューでは使えませんので、私たちはペーストには
「ガピ」をいれず、グリーンカレーとして作るときに入れるようにしています。

でうから、当店の自家製グリーンカレーペーストはベジタリアンでも
通常でも両方対応可能になっているのです。

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当店名物:自家製ペーストのベジタリアングリーンカレー


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デザート:ハスの実と白きくらげのチェー

以上です。今回は私たちにとっても学びの場として
ベジタリアン料理を研究して作り上げました。

参加者の人たちからも大絶賛で
ベジタリアン料理=禁欲のまずい料理というレッテルを
すこしでも印象が変わるきっかけに
なれればと思いました。


今回はサービスですので実質3000円で提供いたしましたが、
今後価格については改めて検討することになりますが、
こういったベジタリアンのコース料理も
作れると思いますので、どうぞよろしくお願いします。


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最後に、この日のメニューを書いた紙をコピーして参加者に渡しました
こちらは原紙です。
コース料理を食べてその場で感動してもさて何食べたかと
わからなくなったりしますから、こういうものをお渡しすると
大変喜ばれますし、今後もやっていこうと考えております。

シェフが以前から持っていた本は、フィリピン料理の本ですが
これはニューヨークのフィリピンレストランのシェフが書いたレシピ本。
「国際料理本アワード」取ったという。どちらかといえば手の込んだ上品な料理の数々が掲載されています。
一度この本のレシピを使ってこだわったフィリピン料理を作りたいという思いが
今回のイベント開催とつながりました。

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前日の6月19日日曜日の夕方に、少し前に偶然発見した、
フィリピンの食材屋さんから調味料を仕入れました。
これを使って料理に取り組みます。


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この日月曜日は本来「定休日」ですが、前日臨時休業したこともあり、
このイベントを開催することにしたのです。
店の看板にも貼り付けておきました。

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この日は、1日「フィリピンモード」。普段は主にタイのドラマを
流しているDVDもこの日だけはフィリピンの映画を流します。

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スズキを仕入れてきました。これでスープを作ります。

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イカもありますこれではフィリピン料理の有名どころを作ります。

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魚だけではありません。肉もあります。
豚のヘレ肉を細かく切り刻んでフィリピン式の
調味汁につけておきます。


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こちらは、フィリピンの揚げ春巻きに入れる材料。
卵焼きやジャガイモを細切りに下準備しておきます。


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その揚げ春巻きを巻く瞬間。普段生春巻きなどに使う
巻き巻きシートがここでも活躍します。

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こうして巻き上がりました。春巻きの皮自体はライスペーパではなく
中華系の皮なので巻くのが楽ですね。

さて、開催時間の19時になりました。ワンドリンク付き3500円の
フィリピン食事のコースです。


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バナナの花のサラダ(キニラウ)
バナナは日本では、原則的に実しか食べませんが、東南アジアでは花も
フィリピンに限らず利用しますし、葉は皿やアルミホイルなどが
が普及する前にはいろいろ重宝していました。


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ツナのサラダ(キニラウ)
こちらのツナはマグロの刺身を使用しました。マリネのようなものです。

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さて、先ほど捌いたスズキが入ったスープが出来上がってきました。

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こちらは、タレとして使うものやスープの色付けに使うものです。
右側の「ゆず」のようなものは「カラマンシー」と呼ばれる果実
冷凍で長い間保存していたものを、この機会に解凍して利用しました。

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スズキのスープ(シニガン)
このレシピはトマトを多めに使用します。

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先ほど漬け込んだ、豚のヘレ肉を串に刺して焼きます。
ちなみにこの焼き鍋は普段インドネシアのサテとかに焼くためのもの
バリ島のスーパーで見つけてきたものです。


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イカの煮込み(アドボ)

「アドボ」:というのはフィリピンを代表する料理ですが
大抵肉系のものが多いイメージがあります。
しかし、このレシピ本ではシーフードのイカも取り上げていました。
流石は国際アワードの本。フィリピン料理の集大成です。

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鶏手羽の煮込み(アドボ)

こちらは、定番のアドボというイメージです。


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豚ヘレ肉の串焼(BBQ)

串焼きです。この味付け調味料の中に「スプライト」というのが
ありました。「三ツ矢サイダー」とか他のサイダー・炭酸飲料
ではダメだというこだわりもあって、他の国の料理でもたとえば
コーラでも「ペプシ」で無いとだめとか、企業の商品名なので
そのあたり正直よくはわからないのですが、こだわりがいろいろあるのでしょう。

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揚げ春巻きを揚げていきます。

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無農薬野菜の煮込み料理もまもなく完成です。

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揚げ春巻き(ルンピア)

実は下準備に結構手間がかかりました。

炊きあがったご飯をガーリックと一緒にいためます。
フィリピン式のごはんですが、実はこれだけ食べても程よい
塩加減でおいしいのです。


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無農薬野菜のピーナツバター煮込み(カレカレ)

当店の自慢とも言える無農薬野菜をふんだんに使用しました。
ごはん(ガーリックライス)と一緒に召し上がっていただきました。


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デザート:ハロハロ

このハロハロというフィリピンのスィーツは
実はいろんなタイプがあってこれで無いといけないという
定義はほとんど無いようです。(フィリピンスィーツの総称のような)
ただ唯一あるのが、「ナタ・デ・ココ」が必ず入るというもの

以前に本でもブームになったことがある
この「ナタ・デ・ココ」は、ココナッツの汁を発酵させたゲル状のもので
フィリピン発祥の伝統食品ということだそうで、この伝統食品を
入れることがフィリピンとしては妥協できないところなのでしょう。


ということで、無事に料理会は終わりました。
以上10品実質的には3000円コースですが、実際のコース料理では
これは無理だというのをこういう食事会で実現させました。
参加者の皆さんの評判もよく、またこういう食事会をイベントとして
やって行こうかと思います。(そのときはよろしくお願いします)


そして、願わくばまたフィリピンの地に足を踏み入れたいですね。
富裕層や外国人が集まるマカティとかスラム街の近くとかではなく
ごく普通のマニラの人たちがいる「バクララン市場」の近くあたりに。


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2日前の火曜日に「開業13周年記念の食事会」を開催しました。
この日は平日ということと13周年という中途半端な記念日あるいは
定番のタイ料理ではないことなどの複数の要素が重なったからでしょうか?
参加者の数は少なく、一つのテーブルに簡易テーブルをつなげることで
でまとまる程度の人数で終わりました。

一見、さびしい気がしそうですが、むしろこれは結果的には
よかったのではと思ったのです。
何故ならばその横で平常の営業ができたこと
それは「真の飲食店」になったと言う気がしたからです。



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              冬瓜と魚のミャンマースープ

店の周年記念日。あらかじめ資本力のある企業のチェーン店や、
成功が約束された感のあるカリスマ的な個人店というような一部の例外を
除き、大多数の独立開業の場合、最初の家賃が払えないとかそういう
理由で最短で3ヶ月持たない事もあるほど厳しいのが飲食業界。
そこで1年を乗り越えるたびに、「良くぞ持った」と思い、その周年こそはと
気合が入り大々的にがんばったりします。

つい数ヶ月前でも、近くのお店が「6周年」と称して2日間深夜までお客さんを
動員して無理やり盛り上がっているのを見ました。飲み放題とか食べ放題を
通常では考えられないような価格でやるのですから、まあ人が集まります。

そして、それは私たちもかつてはしたことがあります。
ビールの飲み放題とか・・・。

しかし、13年もやっているとまた違ってくるものですね。
むやみやたらと動員すればよいわけではないという事に・・・・・。

つまり「味」で勝負する店となった以上、
あくまでおいしい珍しいものを「周年のお食事会」でとなったのです

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          黒鯛1匹を使ったのミャンマー式唐揚

料理の画像を見ていただければお分かりかと思いますが、
今回のテーマはミャンマー料理でした。一応東南アジア料理の店という
スタンスがありますので、定番のタイ料理やベトナム料理以外の
東南アジアの国の料理を「周年食事会」のテーマにしようとしていたところ

先日、ミャンマーの旅行者のための昼ごはんを出してほしいという依頼
があったことで、国のテーマを「ミャンマー」としました。
そして翌日も同様のミャンマー旅行者の昼ごはんの依頼を受けましたから
まあ、一石二鳥だったわけですね。

という事で当日は朝から翌日の事も意識しての仕込みを行い
ました。今までならばイベント開催なので貸切モードにするところ
参加者が控えめということで、通常営業のまま一部の関だけ食事会用に
確保したところ、通常利用のお客様が数組こられました。

このあたりはどうしてもこちらで「周年」という感動的な日に
と思いつつ、そうではなく単純に今夜は「がパオが食いたい」
とか「パッタイ食いたい」とか
そういう人が居るわけです。

以前なら仕込等に影響が出るとお断りしていましたが
そこはカフェタイムのおかげでその必要もなくなりました。
その結果そういう人たちに場所を開放する。
そしてそれが問題なく行えたことに大きな意義を感じました。


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            海老のミャンマーカレー

周年お食事会に話題を戻しますが、ご予算のコース料理は写真以外にも
多くあるのですが、一通り終わったところで、10年間寝かしていたお酒を
振舞いました。
ちょうど、その少し前に当店のランチタイムにに5年間もの間。
貢献していただいたM氏が来てさらに盛り上がりました。
そして、お帰り時には松下式完全自然農法の野菜をお持ち帰りいただきました。

お食事会は無事に終わり14年目に入ったわけですが。
まあ、これからはマイペースに、後どのくらい続けられるかは
全くわかりませんが、続けられる限り細く長くやっていこうかと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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