3日目の朝。この日は終日ホイアンの町に滞在。とはいえ朝から夜まで予定が目白押しです。


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最初に頂いたのは、カリーブンのお店。丸米麺「ブン」が
カレースープの中に入っています。

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少しテンション低めですが、それもそのはず。実は朝が早いのです。

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このお店は早朝だけ営業しているという事で、6時から8時までの2時間だけです。
日本だとランチ営業しかしていない店だった3時間とか4時間だけ営業している店もありそうですが、そんな感じでしょうか?


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と言う事で、朝食第一弾はこれで終了。

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さて朝のホイアンの町を歩きながら、朝食第2弾のお店に向かいます。

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途中、粽の屋台が出ていました(英語ではライスケーキ)

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と言う事で、次のお店はホイアン名物「カオラウ麺」
従業員の体系が筋肉質に見えるのも、この店が人気の店である証のようです。

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そしてこちらがカオラウ麺。日本の伊勢うどんとの関連が指摘されたり、
また、この面はベトナムでもこの地域でしか食べられないとか、何かと
いろいろ不思議なうどん。そんなホイアン郷土料理の中でも、
最もおいしいカオラオを出しているお店がここです(だから従業員の体系が・・・・)

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なぜ、カオラオ麺はこの地域でしか無いのかと言われれば、「水」の問題と
いいます。その搭別な水がわき出ているという井戸(バーレー井戸)を
見せてもらう事ができました。

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こちらです。ホイアンの中心部、ファンチューチン通りからさらに路地を奥へ入った先にこの井戸があります。聞けば「カオラウ」以外のホイアン名物「ホワイトローズ」も、このバーレー井戸の水を用いなければ最高の風味・食感で調理することができないとも言われ、わざわざ遠方から水を汲みに来る訪問客も後を絶たないのだそうです。

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さて、おなかも落ち着いたところで、ホイアン旧市街にあるカフェで休憩します。

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さて、この写真タイトルをつけるとすれば「動」と「静」とでも言いましょうか?
和気あいあいと休憩した後は、仕立て屋も多いこのホイアンで洋服の仕立ての
オーダーを済ませます。

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そして、お昼までは自由行動にしました。この旧市街は見どころも多く見たいスポットも人によって違いますので、ご自由に堪能してもらいます。

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川で釣りを楽しんでいる人。
それにしてもこのホイアンの町はもう15年以上前から何度となく訪れて
いるのですが、来るたびに発展しています。
かつてこの橋の対岸は、中州だけで何もなかった。

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こちらのホテルは旧市街の中にあるクラシックホテル。かつては幽霊が出るなどと言う噂もありましたが、さてこれだけ町が観光地としてにぎやかになったらそのようなものはもう出そうなイメージが無いですね。

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でも、世界遺産との関連だと思いますが、観光用に発展させた新しいものを対岸にしたために、旧市街の古き良さは良く見ると残っています。

ホイアンの町は16世紀ごろに国際貿易港として賑わいましたが、様々な要因が重なり町としては衰退して行きます。そして19世紀には地域の町の中心は北のダナンに変わっていくそうです。ところが結果的にそれが良かったらしくベトナム戦争でこのホイアンは攻撃されることもなく、ほぼ無傷で残されたそうです。そして21世紀観光地として華麗なまでの復活を遂げたのですね。

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そしてその一番端にありながら一番ともいえるスポットがこの日本橋(来遠橋)
かつて、江戸時代の鎖国が始まるまではこのホイアンの町には日本人町が存在して、同時に中華街もあったそうで、その二つの町を結んでいた石橋です。
1593年に日本人が架けたという記録があります。

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橋(来遠橋)の名前は、1719年に広南国王の阮福淍が論語の「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」から名付けたとされます。遠くから来るという意味では「この橋に何度も足を向けているな」と感慨深くなりますね。


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さて、自由行動から皆さんが戻ってきました、と言う事で橋をバックに記念撮影。
ちなみにこの橋、2006年発行の2万ドン(約100円)紙幣の裏面に描かれているそうです。

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ここから車に乗りホイアンの郊外にあるハーブ園に向かいました。

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一面のハーブ園。実はこの真ん中に今日の昼食会場があります。

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ホイアン旧市街から離れるとこんな自然の風景が残っています。

さて、お昼ご飯からについては次の記事にてご案内しますので
もう少々お待ちください。