こちらの続き

さて、前編で、ギネスの樽生を導入しようと考えたものの
当時の輸入代理店だった「サッポロビール」の営業に
「この店ではギネスは無理だからエビスの黒にしなさい」と
言われてしまい、ショックを受けました。

この後どうなるか、結果は導入できましたが、
では、そのいきさつを後編で書いて見ます。

イメージ 2

ちょっと「無謀だった」のではと、正直落ち込みましたが、
やはりこのまま引き下がるわけには行きませんでした。
ビールメーカーの営業が来た旨、酒屋さんに相談します。


イメージ 3

すると、「じゃあ、上の人間に話しつけます」と酒屋さん。
その結果、その酒屋さんと営業が一緒に来て
「この前は失礼しました」といわれてあっさりギネス導入が決まりました。

しかし、「コネ」の力というか、世の中ってそんなものですね・・・・・。

イメージ 4

ちょっとしたドタバタはありましたが、無事にギネスの樽を導入しました。
それまでのビールサーバーとは作りも違い、ガスも炭酸ではなく
窒素混合ガスというもので、すべてが違いました。
「見せるビールです」と、サッポロの技術担当に教えてもらい
早速、最初の一杯をいただきました。


イメージ 5

こうして、無事にギネスビールの樽生の提供を開始しました。
最初に「3日で空にしなければいけない」といわれたこともあり、
本当にやってしまおうと、最初の3日間は半額で提供するキャンペーンを
開始しました。

イメージ 6

そうなると、当然みんなギネスを飲みます。黒い色をしていますから飲みにくいイメージが強いギネスも、新鮮な状態で出すと非常にあっさり飲みやすい
ビール。「これ本当にギネス?」といわれながらも見事に30Lを3日以内に
空にすることができました。

イメージ 7

酒屋さんもあまりの速さに驚いていましたが、以降はさすがにこのペースと
言うわけには行きませんでした。しかし翌年には20L樽も登場しずいぶん
対応が楽になりました。

イメージ 1

ギネスを入れるときには「シャムロック」というものを入れることがあります。
これは三つ葉のクローバーをギネスのタップを使って一筆で描くというものです。
そう簡単にできず、ある程度経験をつまないとなかなかうまく描けません。

その理由はこちらに書いてあります。
リンク先にも書いてありますが、これにはアイルランドの宗教でもある
キリスト教がかかわっていて、キリスト教徒(クリスチャン)でないものは
このようなものを描いたり求めるのはおかしいとか言うのもありましたが、
決してそんなことはないと思います。

現在の店にはもうギネスはありませんが、
たまにアイリッシュパブに行くと基本的に
ギネスの生ををいただきます。