サワディシンチャオの軌跡。今回も前回同様開業して初めての
海外研修台湾のエピソードの後半。北部編です。

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台南駅から在来線特急「自強号」に乗って4時間。台湾の首都ともいえる
台北の町にやってきました。台北駅は地下駅なので駅舎だけが独立して
存在しています。駅の近くのホテルに荷物を置くと、再びこの駅から列車に乗り。

途中バスに乗り換えて到着したのはこちら、「九」です。

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台湾の観光では欠かせないほどの存在感のあるこのスポット。
私たちが訪問した13年ほど前も同じように観光地として紹介されて
いましたから見に行ってきました。本当は回り何も無いところなのに
ここだけ古い建物と坂道の存在がよかったのか、観光地として
にぎわっていました。

立ち食いで肉マンジュウやうなぎ、
名物の芋のおしるこのかき氷などをいただきました。

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ここで、「非情都市」という映画のの舞台になった茶芸館で、
まだ飲んでいなかった包抹茶を工夫茶で。
お茶請けに、中に餡が入ったパイが2種類。

ここで台南からのちょっとしたたびの疲れを
癒すことができましたが、途中で大雨になってしまい焦りました。
でも雨に濡れる九粉は、やっぱりロマンティックです。

夕立とかスコールのようなものだったので短時間でやみましたから
雨にぬれずに引き上げます。

途中もう一箇所立ち寄りました。

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こちら、基隆の町。台湾の最北部に位置して港町。
かつては、沖縄の有村産業という船会社が沖縄とこの台湾まで国際航路
が運行されていて、時刻表などでも見ることができました。

この当時は存在していましたが、現在は廃業してしまったそうです。

ここから鉄道に乗り、台北に戻りましたら夜になりました。
夜ご飯はこちらのお店に行きました。

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好記担
ここは屋号の通り担麺が名物だけど、
店頭にいろいろな料理のディスプレィが並び、指を指して選べるシステムです。

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A菜の炒め物、三杯雛(鶏肉を揚げて甘辛いタレをからめたもの)、
しじみの紹興酒漬け、大腸の煮込みを食べました。
最後に、やっぱり担つう麺を。
干し海老のスープがものすごく優しくて、
台南の度小月よりおいしいかもしれません。

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日本統治の時代がありますから、その名残が見られます。
ただ、駐在員らしい人がサッポロのキャンペーンガールに
日本のビールブランドについて講釈を垂れていた
のだけが気になりましたが・・・。

この後、おしゃれなエリアに「ジアングレィ」という店に行きました
クレアなどでインテリアを見て、路地裏、木製の窓が大きく
取られているところなどを参考にして今のサワディシンチャオのイメージを
ふくらませたモデル店のひとつです。

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豚足の煮込み、苦瓜の塩卵炒めを頂き、当時はビールの店でしたから
この店においてあったエールビールとともにいただきました。
特にこの「苦瓜の塩卵炒め」非常に面白い料理と思いましたから
帰国後、グランドメニューにおいて、業態転換するまでものめずらしいメニューと
として人気を博しました。


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最終日は、小龍包の店に、店を開業することも決まっていなかったときに当時
かかわっていた、チェーン店の調査で上海に行った時に、
この「小龍包」を何軒も回りました。

そして、この料理は上海よりも大振りなものとして台湾でも
名物。その専門店のひとつに立ち寄りました。

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この後は、台北の町の発祥の地とも言われる古い問屋街
「迪化街」香港島の西環とかにも近い、古いチャイナがそこにあるようです。
その後は台北駅近くの陶器店で、当店で不足していた「レンゲ」を購入。
さらに、近くのスーパーで必要な食材関係を仕入れることが出来ました。

夕方足つぼのマッサージを行った後、
夜には、これも非常に面白い店。火鍋屋ですが、
工場の敷地内のようなところにあるお店です。
(地元の人に聞かないとたぶんたどり着けないような怪しさ)

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工場の社員食堂?と思われるようなところにお店がありました。
酸っぱい白菜の漬物をたっぷり入れて、お肉をシャブシャブして食べる。
たれは、芝麻醤、豆番醤、醤油、酢、砂糖など12種類の調味料を
自分で調合して作ります。
まずお店の人にサンプルを作ってもらって、後は自分で調整しました。
お肉も白菜もおもいきり食べられました。

この後向かった「永康街」では、回留というお茶屋さん。
そこで、お茶を飲んだ後、台北に数ある夜市の中でも店がビアホール化
するという夜市を目指しました。

本屋さんでは、小吃や客家料理、ビールに合う料理の本などを購入。
これまで食べた多くの料理が載っているのでうれしくなった。
最後に、日本よりうんと安いドラッグストア ワトソンズで最後の買い物。
2000元が900元に値下がりしていた
大きなクマをGETし、ホテルに戻りました。

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こちらです。しばらくは店内に置いていましたが、現在は2Fの事務所にいます
大きさは、「セイノスケ」と同じくらいです。

翌日は8:00のフライトでしたので、朝4時台に起きて支度しました。
ですからお店もあまり開いていなくて、三文治とかいう名前の
サンドイッチとかそういう店が多くて苦労しましたが、それでも
お粥に、大腸の煮物、ピータン、セロリの炒め物、豆腐という中華系の
食事を頂き、無事お昼に日本に帰国しました。

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ちなみに一番右の熊、前回も登場しましたが架空の存在です。
実はこの熊にもモデルがいます。それが、下記の存在です
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「エバーベアー」は今も窓際のテーブルに座っています
次回来店される機会がありましたら、是非とも生でご覧ください。