サワディシンチャオの軌跡。今回と次回は旅がテーマ
旅行記ほど詳しく書きませんが外洋だけ追いかけます。

元々は、旅が好きというのもあるのですが、
年に1・2回の海外渡航は元々ある個人店のを真似た物です。
そのお店はビールの店でも東南アジアの店でもないのですが、
年に2回ほどバカンスを取って長期の休みに入っていたそうです。
開業時にそのお店をずいぶん参考にしましたので
ここでも「やりましょう」ということだったのです。

開業して初めての海外(海外研修)の行き先は台湾。2003年の8月に行きました。
4泊のうち最初の二泊が南部で後の二泊が北部という行程でした。

実は、このときの台湾研修の参考にした本がこちらです。
台湾(特に台南地域)のグルメ情報が満載のこの本で調査して
いざ出発しました。

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エバー航空で日本からまず台北に入ります。ここから国内線に乗って
台南を目指すのですが、空港が桃園の国際空港から台北市内の松山空港
間で移動しなければなりませんでした。そこでバスで移動して
ちょっと時間があるということでまずは、台北松山空港近くにある
茶芸館(中国茶を飲ませる喫茶店)の有名店「竹裏館」に行きました。
台湾は、お茶の産地でも有名です。
大陸の龍井(ロンジン)茶が本来好きなのですが、
今回は台湾のお茶で攻めました。
ここでは凍頂鳥龍茶と高山鳥龍茶を茶杯で頂きました。
とろりとしたミルクのような香りと、華やかな花の香りがしました。
お勧めだった生茶菓子も、上品な甘さでした。

あわただしく松山空港で国内線に乗って到着したのが
台南の空港です。空港から市街間でタクシーに乗って移動しましたが
その途中の雰囲気にベトナム・対を思わせる雰囲気があり
ここは「アジア」と思いました。(台湾でも南部地域にそれを感じます)

宿に荷物を置いて最初に向かった先がこちらです。

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阿霞飯店。画像の蟹おこわの専門店です。

店の位置がわからなくて、薬局の人に聞いたら
日本語が堪能で、わざわざお店まで案内してくれました。
この旅でいちばんの目的の蟹おこわ!!
噂通り、蟹みそがごちゃまん、中から帆立、海老、豚肉などなど
いっぱいの具材。

さっそく、新メニューのヒントいっぱいでうれしくなりました。
(当時は東南アジア料理店ではないので、こういう台湾料理も新作メニューの
ヒントにして、というか実際に蟹おこわはメニューで再現しました)

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こちらのからすみや豚角煮、筍など、台南名物ばかりの盛り合わせオードブル。
そして「ムツゴロウ」のスープもありました。
むつごろうは、岩魚みたいなあっさり味。
まるごとにんにくがスープに入っていて、ほくほくしていておいしいものでした。

ところが、その後台湾の書くとして名物として存在している夜市
台南の小北夜市は貧弱に見えてしまいました。
おいしそうな臭いもなかったので、
近くのスーパーで珍しいビールを調達してホテルに戻りました。

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2日目は、台南の市内を散策後、昼食は「度小月」という麺の名店に行きました。

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台南担つう麺の元祖「度小月」の麺です。
予想と違ってインテリアデザイナーのとってもおしゃれな店
だったのがびっくりしたところです。
台湾人の観光客に交じって、担つう麺と豚足煮込み、煮卵、腸詰をいただきました。

ここから、南部最大の町「高雄」を目指しました。
各駅停車で1時間で移動できるということで利用したのですが・・・・。

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上記のようなミスをやってしまいました。

高雄では、西子湾を目指しました。
今年の4月に行ったときにはすでに地下鉄網が充実していた高雄も
当時は西子湾方向には地下鉄路線がなくバスで移動。
そしてこれも今はない、海鮮のお店の一軒に入りました。

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海老と貝の塩焼き。
目の前を、大型貨物船が横切りながらの昼ビールは、なかなかおいしいものです。

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帰りは歩いて高雄の市街を目指しました。
散歩していたら、胡椒餅の屋台をみつけたので、買い食い。
中から肉汁と葱がたっぷりのあんです。

高雄の夜市を眺めながら、ビアレストラン「知名度」というお店に行きました。
当時は「ビールの店」と言うのがありましたから、やはり現地のビールの店には
行かなければならないという強い使命を持っていたのです。
ということでこのお店に入りました。
ケグから出る生ビールは現地の風土に合って中々良かったものの
空心菜炒め、から揚げなど、いわゆるうまみ調味料(化学調味料)
の味が強すぎて正直おいしいと感じずいまいちでした。
ビアレストランでよくありがちな感じがしました。
(そのためか、2016年4月の時点ではすでになくなっていました)

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こちらは「口直し」にと、夜市の蛇料理屋で、蛇スープと蛇の生き血入り蛇酒。
を飲みました。精力はついた気がしました。
ちなみにこのお店は2016年4月時点で健在です。

宿は台南にありますから、バスで台南に戻りました。
バスで一時間ほどですが、現地のバス会社の名前が変わったものもあって・・・。

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台南に戻って、ちょっと不完全燃焼ということで地元のガイドブックに載っていた麺の店へ。汁無し麺と、スープ麺、そして台湾生ビール。
汁無し麺がビビン麺風でグッドな味わいでした。

3日目は、北部台北への移動の日。当時は台湾新幹線もない時代でしたから
在来線特急「自強号」に乗って4時間程度の旅。

その前にちまきの店「再発号」へ、そこで朝食をとります。
ちまきは、列車の中でも食べられるということでテイクアウト。
同時に、朝ご飯にと、ミルクフィッシュのお粥と魚スープを
いただきました。そしてこれがなんと絶品の味だったのです。

ところが悲しいことに電車の時間が迫ってきたので
泣く泣く残して駅に向かいました。ちょっと悔やまれます。

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こちらが、再発号のちまき。朝食が時間切れの悔しさを
このちまきがちょっと救ってくれました。

以下、「北部編」に続く

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おまけ:これはおそらく2007年から2008年ごろに描いた漫画です。
開業記の漫画の続編としてこのときの台湾のことを漫画にしたもので
今に通じるくまさんやセイノスケも出ていて、今回の記事にも引用
しましたが、こちらのキャラクターはまったくこの漫画で強引に出てきた
というだけの存在です。

このモデルは次回ご紹介したいと思います。