「ん?何このメール」と来たメールは料理教室への参加希望のものでした。
しかし、ひらがなで「りょうりきょうしつにさんかしたい」と書いているもの
メール操作に慣れていない方にしてもこんなメールは?と思ったのですが、
よく考えるとこれは外国人からのメールということがわかり、
お名前などを確認すると、やはり外国の方だったのです。
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料理教室「おぐしみきアジアンクッキングサロン」は
2008年からお店の営業と平行して細々と行って来て8年が経過。
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クロック(石臼)のたたき方もちょっと違いました。
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こちらはタイの鶏焼き「ガイヤーン」です。
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レバーは血の部分を絞ってそれを後で使います。
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肉が完全に火が通るまで炒めます。
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先ほど絞った血の部分も熱します。
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それらやあらかじめ用意した調味料を混ぜで完成です。
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こちらは、牛モツのスープ「トムセップ」です。
ほとんどの参加した生徒さんは日本人で、
実は外国人の生徒さんも過去にはいました。
しかし、ある程度日本語がわかる人で、漢字が書ける人。
かつ料理教室以外の接点もある人たちだったので
それほど気にはなっていませんでした。
しかし、今回はまったくの接点のない人ということで
通常のレシピでは、漢字などが読めない可能性が高いということで
上記のようにルビを打った物を用意しました。
東北タイ地方(イサーン地方)の代表的な料理を指導する日でした。
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今回はタイのもち米を使用します。もち米を使う料理の場合は
参加した外国人の方はこちらの男性。20歳代前半のネパール人。
日本語はどうにかコミュニケーションが取れる感じでした。
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今回はタイのもち米を使用します。もち米を使う料理の場合は
準備作業として前日に水につけて、しみこませておかないと
料理として使うことができません。
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実習の前に、タイの地域(今回は東北タイ)について簡単な座学を行います。
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実習開始。材料をメモに取ります。
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ネパール人で料理を作っている経験もある方ということで
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実習の前に、タイの地域(今回は東北タイ)について簡単な座学を行います。
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実習開始。材料をメモに取ります。
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ネパール人で料理を作っている経験もある方ということで
にんにくのつぶし方なども独自のやり方があるようでした。
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クロック(石臼)のたたき方もちょっと違いました。
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こちらはタイの鶏焼き「ガイヤーン」です。
特に包丁作業が多い日でした。
ここまで作れば肉に火を通して、混ぜるだけです。
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レバーは血の部分を絞ってそれを後で使います。
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肉が完全に火が通るまで炒めます。
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先ほど絞った血の部分も熱します。
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それらやあらかじめ用意した調味料を混ぜで完成です。
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こちらは、牛モツのスープ「トムセップ」です。
牛筋肉(あるいは牛スペアリブ)であらかじめスープを作っておいて
これらの材料を入れていきます。
これは、「カオニャオ」という蒸したもち米、この地域の主食に
なるものです。
冬場に、国立民俗学博物館のセミナーを受けた際、
講師から聞いた話ですが、その時はベトナムの山岳少数民族の話でした。
しかし、その人たちも本来はもち米を主食としていたそうです。
最近はうるち米も食べるようになって
状況が変わって行ったそうですが・・・・・。
刃物を使わず手で「ちぎる」という行為。
マンゴーは普通にわかりますが、
隣のカオニャオ。そう蒸したもち米ですが、
これも実は甘く作られていて、デザートとして食べます。
米をデザートというのはどうしてもピンとこないのですが、
こういう料理もあるのです。
ちなみに、聞いたところ
ネパールでもマンゴーが結構出回っているようです。
どうしてもマンゴーとか聞くと沖縄以南の東南アジア地域を
連想してしまうのですが、山側のネパールでもあるんだと聞くと
ひとつ勉強になりました。
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完成した「トムセップ」です。
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こちらは「牛肉のラープ」
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完成した「トムセップ」です。
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こちらは「牛肉のラープ」
デザートではないほうのカオニャオとガイヤーンがお好きなようでした。
「近くのお店で、神様が売っていて驚いた」と彼が言います。
どこのことかといえば、商店街にあるエスニック系の雑貨屋さん。
日本人から見れば、異国の不思議な雰囲気を楽しむものとなるものも
その国の人にとっては宗教的な重要な意味があったりするんですね。
今回は私たちにとっても非常によい勉強になりましたし、
もちろん課題はありますが、日本人だけでなく外国人の皆さんにも
料理を教えていく機会があればと思いました。