2016年5月6日(金曜日)

ハイフォンの日帰り散歩が終わり、そのまま15時発の列車でハノイに戻ります。

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せっかくの初ハイフォンも日帰りで戻ります。
ちょっとさびしい気もしますが、まあこれでも十分堪能できました。


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列車に乗り込みます。帰りは二等車です。
行きと違い、帰りはチケット購入時、「一等と二等どちらにしますか?」と
聞かれました。行きは一等だったので二等を選択すると
一瞬首を傾げられましたが、問題なく二等のチケットをもらいました。


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二等の場合、窓は金網にさえぎられ、Wifiも使えないので
本当は一等を選ぶべきなのかもしれません。
二等は55,000ドンと一等(70,000ドン)とは15,000ドン(75円)の差ですから、
外国人の場合、普通は一等ではないのでしょう。
でも、まあこちらのほうがローカルなベトナム鉄道の旅を味わえそうです。


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列車は動き出しました。金網が邪魔してうまく風景が写りません。

しばらくしてコツをつかんだ?と言うわけではありませんが
その問題はとりあえずクリアします。


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途中駅で面白いものを見ました。なんと2階建ての車両があります。
ベトナム鉄道もずいぶん変わりました。
元々車両の塗装も上記のものではなく、旧ソ連製といわれている
濃い緑色した車両でしたね。

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途中駅に停車すると、こぞって物売りがやってきます。


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目の前の席にはベトナムのご婦人が座っていましたが、
茹でたとうもろこしを買われていました。
列車が動き出したら、ご婦人はそれを「ムシャムシャ」と食べておらえましたが、
残された芯は、ゴミとして持ち帰るわけでもゴミ箱に入れるわけでもなく、
走っている列車の車窓から・・・・・。

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ライスペーパの揚げたものも販売していました。
これはベトナムらしい光景です。
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この二等車両の冷房は上の扇風機のみですが、窓が開いていましたので
暑いとかそういう感情が全くありませんでした。
(そういえば一等車両はエアコンでしたね)

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何駅か停車してはいろんな人の乗り降りがあります。
腕が見えているご婦人は終点まで一緒でした。


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田園風景の一角にある祠群。あれはおそらく墓でしょう。
先祖崇拝の伝統が残っていると言われているベトナムを象徴する
ものですね。

さて、ハノイの町に近づいてきました。

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行きと同じ「紅河」を越えればハノイ旧市街。ちょうど夕日が
川面に浮き出ていました。

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こうしてハノイのロンビエン駅に無事到着。
最後は、目の前のご婦人に握手をされてしまいました(笑)

ここから再びハノイ旧市街に入り、今夜を過ごします。

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旧市街に入ってすぐのところにあるドンスアン市場は
夕方の最後のかきいれどきとばかり多くの人で群れかえっていました。

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東河門(クアンチュオン門)です。ハノイ旧市街は城壁で囲まれていた
そうですが、その頃の唯一の名残がある門。
今でも旧市街側とその外と見ると世界が違うように感じます。

そしてこの門の近くに行きたいところがありました。

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こちらです。こちらだけでは大衆的な店以外なんの店か
わかりませんが、実はこちらには5年半前にハノイで立ち寄った店です
という古いブログの記事で、残っていました。

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ビアホイ・・・生ビールを飲めるお店です。


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全景です。生ビールは日本では普通に飲めますが
こういうところに来るとビールがあっても瓶ビールと言うところが多く
生ビールを飲める店は限られます。
ビアホイは、格安のビールなので、ビールが好きな者にとっては天国です。

しかし、ホーチミンあたりではこういう店はほとんど見かけず、
ドイツやチェコのビールを模した高いお店なら増えています。
でも、ベトナムのビールだとこの伝統的なビアホイが一番しっくり来るのです。


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こちらでず。確認すると前回とほぼ同じ容器で出てきました。

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こちらに常連さんがいて、世話を焼いてくれました。
お勧めだと言うバナナの葉に包まれたソーセージのようなものを頂きます。

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もう一品常連さんのお勧めの煮込み料理。
確かに、ビアホイのビールと相性良さそうです。

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まだ明るさが残っていたときに入店してビールを飲んでいると
あたりが暗くなってきました。ビアホイは昔は100Lくらい入りそうな
タンクに入っていました。

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(昔はこんなタンクでした)

最近は工場あたりから来る
日本でもおなじみのケグ樽に代わっていました。
そのほうが鮮度が保てるのでしょう。これも時代ですね。

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暗くなって改めて門を見ると、ライトアップされていました。


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明るいときと違い幻想的です。
ハノイの旧市街とその外側(新市街)との境界線も
フランス統治時代に取り壊されたそうですが、唯一この門だけが
残されたそうです。
1000年の歴史を持つ都「ハノイ」の息吹がこの場所だけ息づいているようです。