2016年1月17日(日)(8日目)。

アンコールワットへの見学。
ここからは、ガイドについて行く事になりました。
結果的にはそれは正解だったように思いました。
個人で行くとあまりにも一つ一つが見所がありすぎて
本当に何日必要かわからない気がしたからです。

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回廊部分です。調べたらアンコールワットというものは
30年以上かけて作られたもののようですが、
それにしても当時はこれを建てるのに人生を費やした人も
多くいるのでしょう。


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今のカンボジアがこの遺跡の観光収入で結構成り立っているところがありますので、
これを作ることを提案し実現させた王(スーリヤヴァルマン2世)
に対して足を向けて眠れないでしょう。
と思いつつ、階段で上に上がっていきます。


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上空はうろこ雲でしょうか?普通にこの雲を見ても
なんとも感じないのに、遺跡とセットで見ると雲すらも
独自の異彩を放っているかのようです。


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中の回廊です。石の建物も見事ですが
それ以上に壁画に残された浮き彫りの彫刻。


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すごい細かく情景が描かれています。


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宗教的なエピソードをが描かれているようですが、
当時の人たちはおそらく字とか書ける人はわずかだったでしょうから、
こういう絵で、ワットの僧侶の人が一般の人に説明していたのでしょうか?

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この壁画を掘った人は相当な芸術的なセンスがあるのは
間違いないですね。
そして現代と違い、宗教の存在が大きい当時ですから、
自らの手でそう言った神々のエピソードをわかりやすく具現化して
多くの人に理解してもらえるために、相当な努力を重ねたのがわかります。

その人も時代を超えた現代に置いて世界中の人たちの
注目の的になるとまでは想像しなかったかもしれませんが。


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回廊が続いています。ただ柱の間の段差が大きいので、
「すのこ」の様な木の踏み台が設置しているのは仕方ないことでしょう。


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別の角度から、どこを撮っても絵になるから本当にすごいですね。


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中庭から見える建物を撮影します。


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朝日のときから圧倒的な存在感のある塔
(世界の中心にあるというメール(須弥)山を模した物)が
ここから見ても存在感があります。


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外に出てきました。これは本当に運がよかった?とさえ思える
うろこ雲とのセットは見事です。


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朝方で曇っていたので、暑くなくて動き回るのに程よかったです。
午後からも回るツアーだと、暑さにやられそうな気がします。


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ふとした壁にこういう彫像が並んでいました。
これも非常に精巧にできていますから驚きです。



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上の方に目を向けると、浸食は進んでいるようなのに
浸食のせいで遺跡に価値がなくなったとかとは思えないほどの
存在感は残っています。



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こちらの上のほうにも、よく見ると彫刻が張り巡らされています。


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発見されてから、完全に管理組織に保護されるまでは
盗掘も多かったと聞きます。その爪あともありますが、
その理由もわかります。ほんの少しの場所にこれだけの彫刻物
ただの石だったもの一つ一つに価値が見出されますね。


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遺跡をバックにポーズをとって撮影している人がいました。


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実はこのあたりになると、前に進めず待たされるようになります。

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実はこの先に、第3回廊に行くには、梯子を上る必要があるので
順番待ちをしているのです。


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その間、周りを見るのですが、ついつい左側の彫刻物に
目がいきますが、意外に右側もすごいような気がします。
窓についている装飾物。これは後から取り付けたわけではないと
思いますから、石をくりぬいて作ったと考えたら・・・。

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「アンコールワットは早めに行かないといつ入れなくなるかわからないほど
遺跡が疲弊している」とお店を開業してそれほど間がないころだったと
記憶しているのですが、実際に見に行かれた直後に来店されたお客さんが
そのように言われました。

そういうこともあり、気にはしていましたが、
障害が多く10数年経ってようやくこの場所に来る事ができたのです。
確かに修復している遺跡を見ると、厳しい遺跡も数多くあるのかなと思います。


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元気iをいただけるような、しっかりとした朝日が見えてきました。

まもなく上に上がることが出来る梯子の前です。


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「バカン」と日本語で書いている「第3回廊」はどうしても入れる人に
限りがあるので非常に帰省も厳しい場所でした。

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いよいよ順番が回っていました。ちょっと振り向くと怖い気がします。
手すりのついた梯子で上に上がっていきます。


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上からの眺め、遺跡の建物の後ろにあるジャングルも含めて
味わいがあります。


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別の角度、ジャングルの中で発見されたといわれていますが
なるほどとうなづけます。

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前方の「黄色い建物」は気になりますが、何かちょっとわからなかったです。
とはいえ、ついに念願かなったアンコールワットからの眺め
格別な思いで見ることができました。

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窓から横を向いて見る隣の建築物。



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首から上の部分だけカットされています。
盗掘?意外に宗教的な意味合いがあるのかもしれません。


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中心のところで、拝んでいる人がいました。



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元々はヒンドゥ教の寺院として建てられたこのアンコールワットも
今でも現役の上座部仏教の寺院として機能しているようです。


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仏像のうえにかぶせている布地は明らかに新しい最近のもののようです。


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あまりにもたくさんあるので、最初のような感動は
なくなりましたが、それでも写真に抑えてしまいます。

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女性がいて、地元の人かと思ったのですが
カメラがあるところからして観光客のようです。
しかし、そういう人でも様になるあたりがこの遺跡のすごいところですね。



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そろそろ一回りしましたので、下に降りることにしました。



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降りるときは、上るときよりもちょっと怖いですね。
しっかりと手すりにつかまってゆっくりと下に降りて行きます。

アンコールワット本体の観光はこれで終わり。
ツアーだとガイドのペースで動くので早く終わります。


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敷地内に猿がいました。

車に乗り込んで、次のところに移動します。


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池のようなところのほとりで降りました。
後で調べると、アンコールワットの外堀のようなところで
この後アンコールトムの方向に行きました。


追記※ 上記のように思ったのですが、後日調べるとここは
     スラ・スランという人工の池で王や高僧が沐浴をした場所らしいです。
     その場所があるそうなのですが、このときはそこへは行きませんでした。

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実はここで、ツアーについている朝食の休憩時間で
立ち寄りました。元々人工的に作られた池も
月日が経つと、自然に存在した池のようになっていくというのは
自然の成り行きということでしょうか?