前回の記事で、タイ人女性「JOY姉妹」を歓迎させていただいたのですが、
彼女たちは数日間大阪にとどまり、その間大阪や京都といった名所めぐりを
毎日行うということだそうです。そんな中せっかくなので日本の大阪在住者
でもある私たちが、一般的な観光客ではおそらく立ち寄れないであろう
ところで大阪をイメージできるお店で一席を設けさせていただくことは
可能かどうか確認したところ「是非とも」ということだったので
昨日の話ですが、食事の席を設けさせていただきました。

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ここは、一見どこかの森のような場所にもみえますが、
実は店から徒歩で移動可能なうつぼ公園です。
緑が少ないといわれている大阪の地では、数すくなり緑を感じるところ
バックに見えるビル群が不思議なアクセントをつけてくれます。


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今回の食事の場所はこちら。西区新町にある鉄板焼のお店。
大阪の名物の一つとして「お好み焼き」というものが上げられるかと思いますが
それを紹介しようということでした。しかしながら観光エリアとなっているところの
名の知れたお店は既に一杯の状況。ならば観光客が行かないむしろ地元住民が
通うようなお店に案内するほうがよいのではということで案内しました。
(私たちも逆の立場なら大歓迎。ガイドブックにない在住者しか知らない
名店には外国人にとってh「魔力」のような魅力があります)

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これはオムそばですね。極普通に見えますが
味は、この後のほかの料理含め
この手の料理に食べなれている立場としても大変素晴らしかったです。

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お好み焼きのコテ(手前に映っているテコ・ヘラともいう起こし金)
を使って食べるようなことを地元大阪では行うようなことを
シェフがレクチャーしていました。

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このお店は伝統的なものと平行して創作系も行っているようで
こちらがたこをたこせんべいに乗せていた焼いているというもの
一般的な「たこ焼き」を置かない代わりにこういうものを
提供するあたりに、お店としてのこだわりを感じます。

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これも創作系ですが、卵がけご飯」を焼いたものなのだそうです。
中々面白いと思いました。ほかにもアボガドを山葵としょうゆをつけて
食べるような一品(これは食感がマグロに似ているからとか)のようなも
のもあり、評価の高い店らしい面白さを感じました。

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最後は、「そばめし」というもので〆ました。
JOY姉妹たちはもう満腹だそうで最後は残るほどでした。
とはいえ、楽しんでいただけたことは間違いなかったので一安心です。

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最後に記念撮影です。右側の2人は後日、日本・大阪に来たJOY姉妹の
親族(従兄弟と別の従兄弟の子供)だそうです。

清算を終えて外に出ると急に肌寒い空気が流れます。
JOY姉妹たちは寒いことと疲れていることで
そのままタクシーで宿に戻りました


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さて、そのまま歩いていくと、先ほどのうつぼ公園の一部が変わっているのが
わかります。せせらぎのような水路や噴水さらに小さな丘がありました。






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その小さな丘の上から撮りました。夜景がきれいですが
以前とは違う近所の公園の変貌に、国内外の観光客を意識しているのか
どんどん大阪の町がこぎれいになっているように感じました。

2回にわたり、JOY姉妹の接待記事になりましたが、
会話の途中で、彼女たちがUSJに当初本日月曜日に行く予定
だったのを火曜日に変更したのです。

実は、月曜日が春分の日の振り替え休日で祝日ということは
私たちにとっては極普通の事のように思いますが、これが外国人
にとってはそうではなく、当初月曜日という週明けの平日なら
USJのようなところでも比較的すいているのではという判断だったのです。

もちろん振り替え休日の祝日扱いでかつ連休のこの日のUSJは
混雑している可能性が非常に高いわけですから、そういう日本人が
当たり前と思っている情報を旅をする外国人は知らないということ
「おもてなしの心」ではありませんが、そう言った情報提供を
在住者である私たちが行えたことは本当によかったと思いました。

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「あなたたちが私たちの祖国タイ・バンコクに来られる際には
私たちは是非ともご馳走させていただきます」とJOY氏からの言葉。

そのことが実現するかどうか以前にそういう想いを持っていて
くれるという気持ちだけでも素晴らしいのではないかと
ふと感じました。 
これからもこの国の料理を感謝をこめて作っていかなければならないと
思った次第であります。