「サワディシンチャオ(旧:東南アジア10か国料理店)」公式ブログ

2021年1月まで存在していた飲食店。店は閉店しましたが事業は引き続き継続します。

2017年05月

いつもお世話になります。本日は通常通り13時から23時まで
途中休憩なしで営業いたします。

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※本日の記念日。今日は世界亀の日そんな日があるんですね。

世界亀の日(World Turtle Day)
American Tortoise Rescueが2000年に制定。
亀について知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための
人間の手助けをする日。
American Tortoise Rescue

キスの日
1946年のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされた。
当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、接吻場面を入れることを要求した。主演の大坂史郎と幾野道子がほんのわずか唇をあわせただけだったが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になった。

ラブレターの日
松竹が映画『ラブ・レター』のPRのために制定。
五(こ)二(ふ)三(み)で「こいぶみ」(恋文)の語呂合せと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日であったことから。

丈山忌
漢詩人・書家の石川丈山の1672(寛文12)年の忌日。

飲食店、つまり外食産業と言うものは本来的には、自分たちで料理を作らなくても金を出せば食事をとることができるという業界で、おいしい料理を出せばそれでよいわけではありますが、私たちのような弱小超個人店が生き残るためにはそれだけでは
厳しいと考えています。

ましては東南アジア料理と言う「コア」な料理。
昨日のタイフェスなどの影響でかつてより、存在を知られ市民権を得つつある料理とはいえ、まだまだ未知の領域が残る国々の料理。私たちは15年間ほぼ毎年のようにそれらの国に渡航して現地の料理だけでなく文化的なものも学びそしてノウハウを取得していました。
ですからその料理について「文化的」な側面からお客さんに提供して
それを隠し味に料理を楽しんでもらおうと日々やっているわけですが、
今回の休日はその「文化的」なものを体現できるような日になりました。

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こちらの地図はパキスタン。
下のイスラマバードと言うのはパキスタンの首都ですが、その上の矢印の地域
「フンザ地区」に滞在して写真を撮り続けた写真家の方が、先週来店されて
グリーンカレーを召し上がられました。その時にギャラリーをやっています
ということで紹介をうけて、それを見に行こうとなったのです。

この地図は散歩から戻って調べたのですが、
この場所、インドのカシミール地方やアフガニスタン、
さらに中国シルクロードの地域に囲まれた秘境中の秘境。
あまりこの地域に疎い私たちはこの場所に外国人が入境
できることすら知りませんでしたので、それだけでも驚きです。

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場所は、本町通りの少し上にあるところ。
余談ですが、すぐ近くに「愛日会館」という、選挙の投票所があります。
そのくらい近い場所です。

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カメラメーカー「フジフィルム」の施設内にあるギャラリーです。

そして、そのまま中に入りました。

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写真そのものはもちろん不可ですが、ギャラリー内の雰囲気なら撮影OK
と言う事で撮らせていただきました。桃とかアーモンドとかいろんな花が
咲いている写真が並んでいます。

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パキスタンとはいえ、核を保有し、インドと対立しているイスラムの国と言う印象は
そこにはなく、どちらかと言えばシルクロードやその上の中央アジアを
思わせる人たちの雰囲気がありました。聞けばここは独立した小さな国(藩)
のようなところだったので、文化も独特のものがあるのでしょう。

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説明書きを見ました。説明書きを見ておくのとそうでないのとでは
やはり写真に対する見方が変わってきます。「ただ花がきれい」、「そこのいる人の生活感が良い」本来写真を拝見するだけならばそれだけでもよいのかもしれませんが、そこの背景のような文化的な要素が入るとさらに楽しめる。私たちの店も提供する料理にそのようなアクセントは決死で無駄ではないと感じた瞬間でもあります。

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ギャラリーにおられました。写真家の清水久美子さんと
HPのアドレスも貼っておきます。

アマゾンで写真集も売られているそうですよ。

そのあたり、他にも文化的なところが並んでいて、
陶器の専門店(こちらも陶芸家の即売会をしていた)
とかハンドメイドで木の小物や棚のようなものを作られている
職人さんの工房もあって、見学しながら文化的な
物を感じるひと時を得ました。

そして、このまま東方向に、ビジネスマン街の本町エリアを東に
御堂筋と堺筋を越えて到着したのがこちら。

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サロン喫茶「フレイムハウス」さん。こちらの方も随分前から
当店によく顔を出してくださるお客様のお店ですが、ただそれだけではないのです。

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「サロン喫茶」とあります。最近はやりの「カフェ」とは違う喫茶店の
王道な雰囲気があるお店。料理の提供だけでなく文化的な教室も
積極的に行われていて。ウクレレの教室がこの日行われるのだそうです。

実は2014年ごろに店とは別に喫茶店の運営を半年ほどした経験がありますので
喫茶店の事はいろいろ調べたものです。かつての喫茶店とは芸術家やアーティストが
集まるようなサロンだったそうで、それを21世紀に実現されているお店。

今回ようやく来ることができました。


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軽く食事をしました。ドリンクは定番のコーヒーと暑いのでビール。
そしてこちらあいがけになっていますが、黒い方はカレーで
ちょっと赤い方は名物のハヤシライス。

元々早矢仕さんと言う人が考案したというハヤシライス(それ自体は数ある説の一つ)その料理自体に喫茶店の文化とあわさったような歴史を感じますが、
そこに、ピリ辛とか電気と言うような辛さの段階を加えたメニューもあって、
今回は「ピリ辛」をいただきましたが、味のうまさに絡みのアクセントによって
さらにそれが増しているような気がしました。

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最後に記念撮影です。こちらにHPがありますので
リンクを貼っておきます。

この後もしばらく散歩をしました。

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こちらは、薬の街「道修町」を歩いている時に見つけた物です。
薬用で使われている素材の中には東南アジアでは定番のものもあります。

気が付けば川を渡り、梅田エリアまで来てしまいました。

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大阪駅前第三ビルの地下一階のお店です。
庶民的な居酒屋さんが多数存在するこのビルの中でもここは
特に人気の店でにぎわっていました。

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ホッピーもありましたので、それもいただきました。
ちなみにこれは、缶詰(こちらの名物)です。
あと、面白いところでは、チキンラーメンと言うメニューもありました。

ずいぶんお酒をいただいたところで帰路につきます。

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中の島です。日々熱くなりましたので私たちが移動したのが夕方4時以降
でした。つまりちょうどサラリーマンの仕事が終わる時間帯と重なった時に
このあたりを歩き、そして大衆居酒屋に入りました。

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朝までとはいかなくても、通勤帰りの厳しい雰囲気の会社員の方々
そして、一部の方はリラックスを求めて居酒屋で飲んでいる。
別にごく普通の風景ですが、時折トイレに行き同じように用を足している
人たちを見ると、「同じような格好をしているけど恐らく微妙に
仕事の内容が違うのだろう」などと想像しました。

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ということで、中の島に架かる橋の青白いネオンを見ながら
私たちも「明日から頑張らねば」と思いつつ帰りました。

いつもお世話になります。本日は定休日です。
明日から通常営業しますので、よろしくお願いします、

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※本日の記念日

国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)
1994年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定。国際デーの一つ。
当初は12月29日だったが、2000年の第5回条約締約国会議でもっと認知されやすい日附として
「生物多様性条約」が採択された日である5月22日に変更するよう勧告が出され、それを受けて同年の国連総会で日附が変更された。

ガールスカウトの日
ガールスカウト日本連盟が制定。
1947年のこの日、第二次大戦で中断されていた日本のガールスカウトを再興する為に準備委員会が発足した。
ガールスカウト日本連盟が結成されたのはその2年後だった。
日本でのガールスカウト運動は、1920年に東京で結成された「日本女子補導団」が始りとされている。

サイクリングの日
日本サイクリング協会が2009年4月に制定。
1964年のこの日、同協会が文部大臣から設立認可を受けた。

共和国の日 [スリランカ]
1972年のこの日、セイロンが共和制に移行し、国名をスリランカ共和国に改称した。

国家統一記念日 [イエメン]
1990年のこの日、南イエメンと北イエメンが統合されイエメン共和国が成立した。

日付は変わりましたが、今年もタイフェスティバル大阪に行ってきました。
タイフェスティバルと私たちとの関係はもう15年近く。つまり開催当時から
あったと思います(私たちの店の開業と近いこともあり)

そして、一時期の3年間ほど実際に屋台出店したこともあります。

しかしながら、そんな些細な事よりこのフェスティバルの偉大さを
年に一度来てみると改めて感じるのです。
なぜならば、平成コメ騒動と言う存在のせいで
あれだけイメージが悪かった「タイ米」の印象を変えただけでなく
タイ料理そのものが、「怪しげなアジアの辛い料理」と言うことで
マニアとか在住経験者が楽しむような「奇異」な存在だったところから
今では中華やイタリアンのような外国料理の末席の一つとして
認知され、「今日は辛いタイ料理モードだから」と言う理由で
普通の人がタイ料理を食べるようになったポジションにまで上がった現在。

エアアジアなどのLCCという格安航空会社の台頭で、
そういう国への渡航が容易になったと言う諸事情があるにせよ、
少なくともこのタイフェスティバルの存在が
大きかったことは、ほぼ否定できないのではと思うのです。

そして、それこそが、私たちのような繊細超個人店が今まで生き残れた
理由でもあるわけなのです。

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私たちの店は土曜日はもちろんの事日曜日も営業していますので、
例年、タイフェスティバルに参加するのは最後の時。夕暮れが迫った
日曜日の18時以降となります。

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プログラムは最後の「レジェンド歌手の競演」と言う時間帯です。
名前はないけれど、伝説的なベテラン歌手の時間帯。
日本でいえば、演歌歌手の実力派が歌っているようなところでしょうか?

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こちらの歌手私たちはタイの歌謡界はそんなに詳しくないので
失礼ながらも名前はわかりませんが、なんとなく安定感のある
ベテラン歌手と言うのだけはわかります。

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お客さんとのやり取りがうまいです。
後で聞いた話はこの人たちの誰か(この人かどうか?グループの講演??かは不明)
来月、難波千日前の味園ビルのユニバースと言うところで
公演があるようなことをアナウンスされました。

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つまり実力派に加えてお客さんとのやり取りが
精通されているという事なのでしょうね。

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突然女性が現れましたが、この人はステージ前に来ていた
お客さんつまり素人さんです。

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でも、見たところ、すごく慣れておられたので
ひょっとしたらそういう夜の店のホステスさん
なのかもとさえ考えてしまいます。

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などとおもっていたら、いつの間にかステージに多くの人が上がっています。



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私たちはタイフェスティバルに出店経験があるからかもしれませんが、
見た限りタイフェスティバルは日本人にタイの事を多く知ってもらおうと
言う理由だけでなく、何らかの理由でタイ人が日本に来ることになり
そして故郷に触れることができる場と言うイメージがあって、
そのことでいろいろ考えさせられたことがありました。

だから、プロと素人がステージで混在するという一瞬阿異様な雰囲気にも見えますが、それが見ていても違和感がなく楽しんでいる空気が良いのですね。
(一昨年の秋に行った台湾のお祭りにもこんな雰囲気ありました)

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最後に、この時間帯の歌手が集まりました。私たちが来る前から
やっていましたので見ていない歌手もおられました。
そして、この後も・・・・。

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「その人が楽しいと思う事を楽しむのが一番良いんですよ」とは昨年の夏まで店を
手伝ってくれて、その後、東京に旅だったデザイナーの女性Kさん。

「なるほど彼女の指摘は確かに正しいな」と、この時ふと思い出したのです。

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さて、ステージが終わり向かったのはこちらのブース。
こちらでは大阪では普段手に入らないようなタイの食材を販売しています。
と言う事で購入に向かいます。しかし在住タイ人が多く押し寄せているのか
一瞬ここは日本国の大阪だけど、あたかも異国の地の市場に紛れ込んでいて
荷物入れるために背負っていたリュックの中身(この時は何も入っていない)
がスラレてしまうのではと一瞬警戒してしまうほどの混雑具合でした。
そのため買い付けに結構大変でした。
しかし、店の名物で自家製ペーストのグリーンカレーの具材で欲しかった、
スズメナス(マクアプアン)などいろいろな食材を手に入れることが出来ました。
これだけで価値ありますね。

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ということで、最大の目的である買い付けも無事に終了。
短時間とはいえ、やはりタイフェスティバルに足を運ぶと
タイの空気を感じてしまいます。今年の一月にタイを旅したばかりなのに
もう「またタイ本国に訪問したいなあ」と言うような衝動に
思わず駆られてしまいました。

いつもお世話になります。日曜日の本日は夕方タイフェスティバルに
珍しい食材の仕入れとタイの空気を感じに行きますので、
13時から17時までの営業となります。
どうぞご了承ください。

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昨年のタイフェス大阪(さて、今年はどうか?)



※本日の記念日

話と発展のための世界文化多様性デー(World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development)2002年の国連総会で採択。

小学校開校の日
1869年のこの日、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校した。住民が自分達で資金を調達して開校したものだった。

リンドバーグ翼の日
1927年のこの日、チャールズ・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功した。
前日の午前7時52分、「スピリット・オブ・セントルイス」と名附けられた飛行機でニューヨークを出発。21日の午後に、「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着した。飛行距離は約5800km、飛行時間は33時間30分だった。

探偵の日
社団法人探偵協会が制定。
1891(明治24)年のこの日、日本で初めて探偵の広告が新聞に掲載された。
ただし、日附はもっと相応しいものがないか検討中であり、変更される可能性がある。

独立記念日 [モンテネグロ]
2006年のこの日、モンテネグロでセルビア・モンテネグロからの分離独立についての国民投票が行われ、独立が決定した。

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