2017年1月9日(月曜日)1日目
大阪関西空港を飛び立った飛行機は早朝5時前に
無事にタイ・バンコクのドンムアン空港に到着しました。
そのままタイへの入国手続きを済ませました。

最初に行ったのは、SIMの購入です。ポケットWifiを所持していますので
ここで、7日間有効期限のあるのSIMを購入。299B(バーツ)でした。
昨年は、街中でSIMを購入したために、開通方法がわからない店員さんも
多くて一苦労しましたが、空港の人はその心配もなく無事に開通しました。

早朝の空港は、人もまばらです。
ここからの移動は、鉄道です。
この方法は一昨年の秋から導入しました。

こちらのホテルが、鉄道駅への入り口を意味しています。
実は昨年見つけたのです。

でも、実はよく見るとこちらに書いてあるんですね。一昨年初めて鉄道
を使ったときにはわからずにずいぶん遠回りしましたが、今回はスムーズに
ことが運びます。

鉄道の本数は時間帯によってはずいぶん待たされますからそのあたり注意は
必要ですが、空港からの移動は安いだけでなく、
いきなり旅情気分が味わえますから大好きですね。

まだ暗い空港から鉄道駅を見たところ。
将来的には左側の高架の鉄道ができるようです。

少々見えにくいですが、駅のホームに下りてきました。

駅の様子。空港から来た人が結構多くいました。

とりあえず記念撮影。ここからバンコク中央駅(ファランボーン)まで
の切符を購入しました。40B
待つことしばらくすると列車が入ってきました。

遠くからきたと思われるディーゼルの客車が入ってきました。

とりあえず空いている席に座ります。いつもならバンコクの地下鉄と連絡
しているバンスー駅で降りるのですが、今日は終点のファランボーンまで
行く理由がありましたので、そのまま終点を目指します。
しかし、バンスーからファランボーンまでは、途中停車や低速で走る
ことが多く、想像以上に時間がかかりました。
とはいえ、慌てる旅ではないので特に気にはなりませんでした。
むしろそれ以上に黒装束だけど非常にこぎれいな人たちが多くいました。
タイの前国王が亡くなられ、1ヶ月間の喪の期間(喪服着用期間)
は終わったのですが、まだ黒い服装の人も多く、
(公務員はまだ喪の期間で、テレビに出ている人は基本そう)
また地方からその理由でバンコク詣でのように来る人たちが
こぎれいな格好をして列車に乗っているので、その姿が目立ちました。

無事にファランボーン駅に到着しました。

やっぱり中央駅はほかの駅と比べて貫禄十分です。

ここには結構久しぶり(数年ぶり)ですが、目的地に到着したという
実感がわきます。

天井から見るこのドーム上の駅舎の屋根もすごいですね。
昨年のシリーズではベトナムのベンタイン市場からの陸路でバンコクを
目指しましたが、時間の関係でバンスー駅で降りたことがちょっと悔やまれます。

ホームから駅のコンコースまでやってきました。多くの人がいました。
さて、ここにきた理由ですが、実はこの日の夜バンコクから
北部の古都プレーに移動することになっています。
本当はバスのほうが直接プレーに行きます。しかし、それ以降はバスの移動
ばかりで、ここだけはプレーから少し離れているデンチャイという駅まで
鉄道が走っています。そこでデンチャイまでの夜行列車に乗ろうという
ことにしたのです。

正面は5世王でその斜め下に新しい国王の肖像が飾られています。
こちらが切符売り場です。実はタイの国鉄は特に寝台車は人気で
日本ではブルートレインがなくなってしまったこともあり、代わりにタイで
体験する人が多いとかで、なかなか手に入らないといわれているものでした。
ということで、寝台は無理かもしれないけれど、最悪椅子席でもバスより
トイレに気軽にいけるからということでチケットを購入することにしたのです。
すると、デンチャイまでの寝台券はまだあったようで、
2人分無事にGETできました。1200B(カード決済)

こちらは、前国王(9世王)の肖像。
エアアジアで1泊しましたから、椅子席での移動の連泊は旅への負担になりそうで
心配していましたが、横たわりながらの移動ならその心配はなさそうです。
最初の懸案がクリアしたところで、夜まで街中を歩くのですが、
大きな荷物が邪魔になります。すると荷物預かり所はしっかりありました。

こちらです。場所としてはホーム側ではなく入り口正面から見て
入って左側にあります。2つの荷物を120Bで夜まで預かってもらいました。
(いろいろ基準があるようですが、私たちの場合は60Bの荷物が2つという
感じでした)

さて、荷物も軽くなり、いよいよバンコクの町に出てきました。
早速「常夏の国」の空気を感じながら町歩きの開始です。