2016年1月11日(月)(2日目)。
先程断念したお店から先に進み、
パスター通りというところを曲がってしばらく進むと
ようやく登場しました。フォーの名店「フォーフォア」です。
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店構えから違い、貫禄があります。
ようやく登場しました。フォーの名店「フォーフォア」です。
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店構えから違い、貫禄があります。
ベトナム料理では有名な「フォー」も本来は北部ハノイの麺料理。
南部のホーチミンでは、昨日食べたのフーティウ麺とか後は
「ブン」と呼ばれる素麺を少し太くしたような丸の米麺のほうが
定番なのですが、どういうわけかフォーが一人歩きしてしまった
ようなところがあります。
ですから、本当のフォーを食べるならハノイで食べたほうが良いのですが
とはいえ、南部最大の都市ホーチミンにもフォーの名店が
あり、それがこのフォーフォアというお店です。
かつて、お店が主宰したグルメツアーでも必ず案内しましたし、
3年前にホーチミンに来てこの店でフォーを食べようとすると
偶然、面識のある有名なベトナム・タイ・インドの料理研究家の人達とも
遭遇する(つまりその人たちもフォーを食べるならこの店)ほどの名店です。
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これが牛肉の「フォーボー」店でもこの冬から再開したメニューです。
最近はランチタイムで買い物客と思われる人に大変好評です。
本場の麺を食べて、味の再確認をする事ができました。
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こちらは鶏肉の「フォーガー」フォーボーに押され気味ですが
こちらも店のメニューにありますから味の確認です。
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こちらが付け合せです。こういうところも可能な限り再現しないと
いけませんから結構重要なのです。
という事でフォー自体はおいしくいただきましたが、気になる点が
ありました。量が多くなっている点と価格が倍近くに上がっている
という点です。
今回の旅を通じてベトナムの物価が上がっている事は
認識していました。麺料理もかつては数千ドンで食べられていたものも
今では、2・3万ドンする時代。
それにしても、この店のフォーは強気で6万5000ドンもしました。
日本円に換算したら350円程度なのですが・・・・。
「フォーがこの値段だというのか!」と思わずうなりました。
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メニューには通常サイズと大盛りサイズがあり、通常サイズを頼みましたが
それでも結構大盛りだと思いました。量の多さを売りにしているように
も感じました。どことなく時代の流れを痛感する結果となりました。
気を取り直して、歩いていると、
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スイーツのお店がありました。
東南アジアをいろいろ回りましたが、このスィーツのお店の雰囲気とかは
ベトナムが一番のような気がします。
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10,000とは異常に高そうですが、
これはドンです。日本円で50円程度です。
午前中とはいえ、日本の夏のように暑さと汗が体を覆います。
少し涼しいお店で、休憩する事にしました。
道を挟んで2軒のカフェがありました。
1つ目はこじんまりとしているが、少しこじゃれた感のあるお店
2つ目は、広くて、ドリンクの安さをアピールしていて、
駐車しているバイクの量が多い(これは流行っている証拠)のるお店。
迷いましたが、選んだのはこちらです。
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1つ目のほうでした。最近はこじゃれた感のあるお店を
シェフが好む傾向にあります。店員さんも良い意味でベトナムらしくないですし、
バックの値段表記も、コンマから右をカットして表示
(20=20,000ドン)確かにこの方がわかりやすいですね。
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席は2階の方に行きました。デザインを意識した作りのようで
缶のふたを開けて色を塗ったものを照明の傘にしたりしていました。
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2階から外を見ます。黄色いお店が2つ目のほうのカフェです。
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別の角度から。時間帯のためか、お客さんの数は
やや少なかったのですが、逆にリラックスできました。
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アイスコーヒーが来ました。このお店コーヒーの豆とかにも
こだわっている事もあり、やや割高ですが、
涼しいという事もあり納得できました。
Wifiもありましたので、ネットで情報を収集しつつ、
これからの行動予定を立てながら休憩です。
ついでにあるものも出しました。
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これは朝、購入した色のついたもち米のごはんです。
肉や膾(なますなども入っています。
以前よりは厳しい空気はできつつありますが、
日本と比べるとまだ持ち込みは許される感のあるアジアのお店。
このまま持っていても味見の機会がなくなりますので、
こちらもついでにいただきました。
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ふと、窓を見ると豆を売っている人がいて、
近所に住んでいるとしか思えない普段着のご婦人が話しかけているようです。
一体どんな会話がされているのでしょうか?
「おめえさん、その豆いくらくらいで販売しているのかな?」
とか、
「あなたね!そんなところで勝手に商売しちゃ困るんだよ」
などと勝手に想像してしまいます。