「サワディシンチャオ(旧:東南アジア10か国料理店)」公式ブログ

2021年1月まで存在していた飲食店。店は閉店しましたが事業は引き続き継続します。

2015年12月

先ほど今年最後の営業も無事に終わり、後片付けも終わりました。

2015年後来店いただいた皆様。どうもありがとうございました。

あと、6時間ほどで年が変わりますが
ここで、サワディシンチャオの10大ニュースを描いてみたいと思います

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第一位 カレーのアワード認定される
    驚きました2015年のカレーブロガーによるアワードを
    頂きました。100店以上のノミネートからの10店ですから
    値打ちあるすごいことです。奇しくも9月にタイに渡航してトップシェフに
    グリーンカレーを学んで、それまで10年近く試行錯誤したグリーンカレー
    の結論がでた後ですからちょうど良かったですね。  
    味以上に貢献度を評価されましたが、
    新しい年も精進しなければと思いました。
    

第二位 トイレが和式から洋式に
    物件取得時にトイレがあらかじめついていたことは幸いでしたが
    和式トイレと言うことで、「アジア」だからある程度許されそう   
    とはいえ、やはり日本ですからそのことは気になりました
    商工会議所の補助金時事業があることを知りそれを申請して
    ついに洋式トイレになりました。足が不自由な人でも
    これで安心ですね。同時に新しい看板も作成しました。

第三位 二名常駐体制に
    九月までは、おぐしシェフ一名体制でしたが10月から二名常駐
    となりました。水商売と言う状況だから忙しいときに人数を増やす
    様な方法をとっていましたが、やはりそれでは限界がありますから
    一名体制が理由でお断りしてしまいざるを得なかった問題も解決しました。

第四位 HPリニューアル・公式ブログ立ち上げ
    秋からHPのリニューアルと公式ブログ(ここの事)を立ち上げました。
    情報発信を強化することで盛り上がっていく予定です。

第五位 去る人来る人
    5年近く手伝ってくれました、三宅さんが卒業し、時間帯は違いますが
    入れ替わりに、Kさんが新しく手伝ってくれることになりました。

第六位 文化的な推進
    トイレ工事の補助事業の予算の一部に英語のHP立ち上げにも利用
    しました。大阪自体が国際化が進み、そして近所には多くの外国人の
    方がおられますので、英語のHPとメニューを入れることでそういう
    人たちが増えました。今年の暮れには国立民族学博物館に学ぶことも増え、
    来年以降は単なる飲食店以上の付加価値を見出せる可能性を感じました。

第七位 ミニマルシェ
    無農薬野菜の農家さんとの付き合いは以前からありましたが
    今年になって、その人たちが来る時間帯にお客様や近所の飲食店の
    方に声をかけてその場で小さなマルシェが出来るようになりました。
    同様の事がタイ食材でも行われ、にぎやかな空間・楽しい空間が
    構築され、楽しい空気が蔓延しました。

第八位 バイキングの終了
    五年強程行っていたランチバイキングをついにやめました。
    秋からは通常のメニューですが、バイキングに無かったグリーンカレーが
    好評です。年末年始に臨時でバイキングを復活させました。

第九位、グルメツアー
    今年は、二回行いました。春にタイ・バンコク。
    秋はバリ島でした。

第十位、沖縄
    初めて沖縄の地に足を踏み入れました。そのときは店の研修では
    なかったのですが、沖縄は日本のアジアであることを確認ができました。

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というところです。今年は動きある一年でしたが、少なくとも
より良い方向に進みました。
2016年もその流れに従って、更なる発展を
目指して行きたいですね。

では、2016年もどうぞよろしくお願いします。

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よろしくお願いします。

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今年もお世話になりました。

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2016年もお待ちしております。

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おはようございます。ついに2015年最後の日。
当店は本日のランチタイムを持って今年の仕事納めとします。
新年は、1月2日から。元日のみお休みを頂きます。


さて記念日です。

※ フィリピンとタイではこの日祝日だそうです。

大晦日,大晦
1年の終りの日。
月末のことを晦日・晦と言い、年末の最後の晦日なので大晦日・大晦という。「みそか」は三十日の意、
「つごもり」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼んだ。


除夜
大晦日の夜のこと。かつては一年の神「歳神」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった。
除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ、寺では除夜の鐘が撞かれる。

ニューイヤーズ・イヴ
1年の終わりの日は、新しい年が明ける前日でもある。

シンデレラデー
夜の12時までに帰らなければならないシンデレラのように、1年で一番夜の時間が気になる日であることから。

大祓
大祓は罪穢れを祓い清める神事で、6月と12月の末日に行われる。

寅彦忌,冬彦忌
物理学者・随筆家の寺田寅彦(吉村冬彦)の1935(昭和10)年の忌日。

一碧楼忌
俳人・中塚一碧楼の1946(昭和21)年の忌日。

それではよろしくお願いします。

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そして見積もり確定のため、

予想される売上と客単価と損益分岐の確認と運転資金の流れについて。

物件の倉庫内のサイズの測定を行います。 

それを元にMのマンションで、図面を作成(40分の1)サイズのものを

作ります。店舗図面を元に机、厨房機器などの配置を行い、

シュミュレーションで確認を行います。

物件のサイズをあらかじめ測っていましたが

机の大きさもさることながら1Fの4本の柱が意外に妨害となるのがわかります。


本来このあたりは、内装業者や一緒に仕事をするデザイナーが行うところですが

そのようなところに余計な経費をかけたくないと言うことと、

それなりの知識があったこと。それ以上に未知の出来事に対する

好奇心がさせたのだと思います。

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専門家なら、立体的な模型を使って説明したりするそうですが、

素人なので大まかなイメージを紙に書いて、レイアウトを決めていきます。

テーブルや椅子はミニチュアを紙を切ってはめ込んでみたりしました。

邪魔と思われていた四本柱をどう活かそうかと言うのも検討しました。

この正確な図面は、Mの事務所で当時非常勤で働いていた

第一秘書の方(女性)に依頼し、年明けに完成しました。


時同じくして飲食店経営者と会う機会が現れました。

計画を説明たところ「成功の可能性が高いのでは」といわれ、ホッとしました。



10月に入り、最初に店のHPを立ち上げました。

開業まで半年前ですが、準備の段階で立ち上げることで

開業までの道のりを公開することで、見てくれる人に親近感や期待感を

持たせようと言うことで始めます。

開業日記と言うのを作りました。当時はまだブログと言うのが

無かった(あったとしても知名度がほとんど無い状態)

でしたのでHP上にUPするような感じで行いました。

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こんなタイトルバナーです(ホームページビルダーで作ったのが丸わかりですね)

不動産より、仮契約が完了したとの報告を受け、

本契約にむけて最後の調整が始まります。

資金面が厳しいと言うことで、知人の紹介できた内装業者さんが、

物件の様子を見に来てくれました。

改めてみて「場所は申し分ない」と言うことで、工事の見積もりを依頼

この見積もりを元に、融資の相談を行います。



この当時はビールのお店と言うこともあり、その一方で

ビールのイベントの手伝いや、仕入れる酒屋さんとの交渉

冷蔵庫やサーバーの無料貸し出しの話を取り付けます。


10月中旬には手付金を支払います。本契約は11月15日で引越しと

入居は11月下旬。これでもう完全に後には引けなくなりました。

前進あるのみです。

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物件取得の仮押さえまではいったものの、より具体的でかつ現実的な

壁が目の前に現れました。

それは「開業資金」。
貯金はあったものの、本来店の開業には程遠い金額しかないMとH。

開業資金の融資や補助金を狙うべく公的機関の情報を収集します。

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現在の公的融資先


この当時は「国民生活金融公庫」と言う名称だった。


取得した物件はスケルトンですから、余分な工事費がかかります。

本来ならいすやテーブルも含めすべて新しいものをそろえる

ところ、そのあたりを極力押さえるべく、Mのマンションにあった

ソファーと椅子を始め、厨房機器にしても中古の物がないか探すことになりました。

そんな中、情報を得たのがテンボスと言うお店。

このとき初めて行きました。東大阪市の荒本と言う駅の近くにあります。

大きな敷地内に中古の厨房機器や椅子机が倉庫の中に眠っています。

最近はここの支店のような存在が近所にもできましたので、今でも重宝しています。

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最初に入ったときは、具体的な買い付けではなく相場とサイズについての相談。


業務用は流石に高価だと改めて感じつつ、夢と期待はだけ膨らみます。


また、Mのマンションの近くにあるホームセンターにも行き、

床やレンガあるいはカウンターの台になりそうなものの

相場などもチェックしていきます。


これはカウンターの台に使う石のブロックです。

いざ工事のときにこのブロックをホームセンターに買いに行って

実際の利用方法を目の当たりにすることになりました。


しかし融資のほうは、異業種からの参入と言うことで

敷居が高く、いくらMが業界誌のライターを長くやっていようが

チェーン店の顧問などの仕事をしていると言っても

それは「著述業」とかそういう扱いで「現場ではない」

いうことで異業種扱いです。


Hも当時は会社員ではなく、フリーランスの個人事業主(確定申告者)

であるため、新規創業の融資対象外と言うのもマイナスに働きます。

それでも国民生活金融公庫での融資の可能性を探るべく

開業資金のための融資の申し込みを行うことになりました。


その際に、経営計画が必要です。融資をして無事に返済してもらえる

かどうかを見るのは当然のことでしょう。

ここは、Mの得意分野で、Hも中小企業診断士の勉強の傍ら

経営や財務に関する基本的な知識を有していましたので自信がありました。

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損益分岐点を越えることができないと融資どころか

3ヶ月以内につぶれてしまう恐れが・・・。

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